今までEOS Utilityを介してEOS5D Mark2を使ってたけど、RAW+Jpegのデータ転送負荷があまりに大きい。
簡単に言ってしまうと、連続して撮影してるとトラフィックが限界なのか、撮影できない状態になってしまう。
その為に撮影ペースを合わせてたんだけど…
(まぁ2110万画素のフルデータRAW+Jpegを現場でリアルタイムで確認してもらいつつ納品するクライアントなんて今までいなかったので問題なかっただけなんだけど…)
で、ちょっと調べてみると、FTP転送の場合はJpegだけ転送ってこともできるみたい。
つまり撮影データはカメラ内のCFに記録して、必要なものだけFTP転送するというわけ。
そんなんEOS Utility使った場合でも機能として有効にしてくれればいいのに…カメラに保存するとかしないとか選択できるんだからさ…
さて、気を取り直して…
納品は撮影の後からRAWとJpegをCFからコピーすればいいってこともあり、現場ではクライアントが画面を見ながら確認できればいいんだから、カメラのCFにRAW+Jpegを記録して、無線でPCに飛ばすのはJpegだけにすれば問題解決するんじゃないか?
そんなわけで、いろいろ試してみる。
無線接続に関しては問題ない。
一番の問題はノートPCをFTPサーバーにすること。
だって、やったことないし…
で、調べてみて…結果、FTPサーバーソフトがいろいろあるので、それを使ってサーバー化することにした。
現状としては以下のような感じ。
ThinkPad x61(1400x1050のSXGA+改)は自宅の無線LANに内蔵無線LANで接続。
それとは別にx61にBuffalo WLI-UC-GNを付けて、それをソフトウエアルーターとしてサーバー化。
5D2はそのBuffalo側と接続。
それにしてもこの組み合わせは優秀。
PCはネットにもつながるし、サーバーにもなる。
なおかつネット環境が分かれているので、自宅無線LANの使えない外出先でもそのままの設定で使える。
そこにWiMAXのモバイルルーターのSSIDも登録すれば何でもできそうじゃないか。。。とか思う。
まぁWiMAXの追加は後日。
さて、ちょっとばかし手間取りつつも、なんとか5D2とx61のFTP接続成功。
撮影データも順調に転送(アップロード)される。
ちなみにFTPサーバーの動作ログを見てみると、5D2とサーバーって繋ぎっ放しじゃないんだね。
しばらくすると接続が切れるみたい。
で、撮影するとまた繋がって送るような感じ。
ということはFTPの場合はDHCPより固定IPの方が安定する気がする。まぁサーバー役のPCがルーティングしてくれるんだから、そのまま払い出してもらっても問題はなさそうだけど。
さて、うまくFTPで繋がったものの、次の課題が判明。
例えばEOS Utilityで接続して連携アプリをZoomBrowserとかにした場合、自動的に最新写真を表示してくれる。
だけど、FTPの場合はフォルダー内にファイルがどんどん増えていくだけで…
自動的に最新ファイルを表示してくれるようにならないかな…良いビュアーとかないのかな…
それとも、なにか方法があるのかな?
何かいいアプリがあるのかな…うーん、わからん…