『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

天空の古民家

2010-05-03 19:22:19 | Weblog
異空間のビジネス




(ぽかぽか陽気で、仁淀川流域は、多くの観光客や山菜とりの車で行き交っていました。人の心に余裕を与え、来る人に元気を与える田舎の環境は、古民家と同じように不思議な代えがたき大きな田舎の力であり、財産です。本当に生きている喜びや幸せを、ほとんどの方が感じられるのではないでしょうか。)



 こんにちわ。今日は、ゴールデンウイーク真っ盛りの、仕事をするにはもったいない天候でした。こんな時こそ、仕事を兼ねて朝早くからドライブ気分で、工事中の現場視察と、打ち合わせの為に、行ってまいりました。



 場所は吾北の天空の古民家再生現場です。大工仕事も8割方終わっていて、これからだんだんと仕上がりが見えてきます。



(この山の中腹にできつつあるのが、天空の古民家です。菜の花や自然の野草が多くなる、天神が住んでいるような、まったくの異空間の中に存在しているのです。この環境の素晴らしさに圧倒されるのです。其の中に100年以上前の古民家が再生され、今よみがえろうとしています。周辺の自然も喜びの声を奏でているのです。あなたにも聞こえてきませんか・・・。じっと耳を澄まして見つめてください・・。聞こえてくるはずです。)





 ここは伊野の町から仁淀川沿いに、約1時間愛媛西条との県境に近い、山のほぼてっぺんに立っている100年は越している古民家です。


     
(天空の古民家の建っている庭から下を見下ろしたところです。春の陽気の温かさと気持ちの良い5月の風が、ほほと体を心地よく包み通り抜けていきます。数十年前の幼き時代の田舎でよく味わった思い出が、ふっと蘇ってきました。おばあちゃんの懐に抱かれているような、全幅の安心感が、私を包みこみます。)




 それを、ギャラリー風宿泊保養のサービス提供の民家として、ビジネスに活用しようとしている方がいるのです。皆さんよくご存じの国友商事の女性社長・国友昭香さんです。「ビジネスの大きな武器は、高知の田舎の魅力を一緒に買って頂くことです!」ときっぱりと言い切る言葉には、自信と高知へのひたむきな愛着と志が感じられます。



(天空の古民家も着々と、完成に向けその姿を、現してきています。大工さんもあらん限りの自身の匠の技を駆使して、一つ一つに、感謝と感動の思いを込めて作り上げていくのです。そうした心に反応して古木もまた蘇り、不思議なパワーを放ちだすのです。感動ぜずにはおれない瞬間です。)




 林業経営から、土木事業、そして山林の利用活性化を生かした、お茶の製造販売、そして新たな新事業展開へと、着想を広げている国友社長です。




 高知を愛するが故の発想は、意外性を随所についてきます。私も、大いに勉強になり、学ばせて頂き、いつも感化させられ、啓発を受け、尊敬している方のお一人です。




 その山荘の命名をと考えられていたようですが、古文書の古事記からとって、仮称青人草の荘にしようと考えられているようです。意味は、「生死を繰り返す人の住み家」という意味だそうです。



(素朴で、質素でそれでいて、強烈な印象を与えてくれる感動の古民家。その古民家も周囲の環境と一体となって、一層周辺環境を引き立て、自らの素晴らしさを、一層浮かび上がらせてくるのです。お互いがなくてなならない存在として田舎を引き立てあっているのです。そんな田舎が良くならない訳がありません!!)




 この天空の古民家、今月5月の末には完成の予定です。皆様にも見学会のご案内をこのブログでもご案内いたしますので、乞うご期待下さい。




 こうした古民家は完成引き渡して、後1年後が、住まう人の感性がマッチングして素晴らしいものに、完成時以上のよさを現すのですが、国友社長の感性で大きく変わってしまうのです。それも私の大きな楽しみになっています。



(内部の工事も最終的な仕上げ段階に入っています。ここまでになってくると、ほとんどの方が気を許してしまうわけですが、古民家の再生工事の良し悪しは、ここからが勝負どころなのです。ちょっとしたことなのですが、そのちょっとしたことで、180度まったく違った空間になってしまうのです。人任せに出来ない処で、チェックする大事なポイントになってきます。そこを間違ってしまうと、最初からやり直すことになります・・。)




 こうした古民家の活用で、高知の魅力を大いに引き出して行ってもらいたいと心から念じ感謝をし、さらにこの輪を広げていきたいと強く思っているのです。




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