『福運集団の社長奮闘記』

私が感動した事・驚いた事・日々感じた事をたくさん綴っていきます!

温故知新(おんこちしん)の香南市

2008-05-29 21:12:00 | Weblog
温故知新

 研修会が、大阪であって今帰ってきました。 疲れました。 



 
 ところで、

 古いものが活かされ、似合う街・・・・!香南市の魅力は、これだと思います。



 どうしても、町を発展さそうとして、東京のものさしに染まって、地方の特色ある文化が消えていく中、高知は、特に香南市は、遅れたぶんだけ、しっかりと田舎独自の文化で、進んできました。




 今全国的に、いや世界的に、古き文化伝統への価値が高まり、特に日本文化が注目を浴びてきています。




香南市には、その田舎文化が、豊富にあります。まだまだ未開発ですが、であるがゆえに、今大きなチャンスを迎えているのです。




 先日香南市の商工会総会で、畠中会長が、このように発言されました。『香南市は、四万十市に負けない観光都市にしていきたい。県外からの客のみならず、海外アジアの観光客を呼び寄せるような町を商工会として創って行きたい!』と、このような趣旨の内容だったと思います。




 これは凄く重い発言、決意だと思います。香南市商工会のトップリーダーが、市長、県下のリーダーの方々の前で言われたのです。香南市の戦略が明確になったのです。この旗頭の元、一丸となって、観光都市香南市を作り上げて行きたいと思います。




 そのための、戦術が、具体的に打ち出されなければなりません。そうなんです!
そのためのキーワードの1つが『温故知新』だと思います。




 後日また話したいと思います。今日はこれくらいで・・・。
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中国地震で感動の奇跡!!

2008-05-26 10:23:00 | Weblog
母の愛が奇跡を生んだ!!



 四川省の大地震で、またまた、救援隊によって、奇跡の救出が大きな感動の涙を誘っている!! 母親の愛情の深さには、底知れぬものがあるの改めて知りました。



 わが子の命を守るために、生後2~3ヶ月のわが子を毛布でくるみその上に四つんばいになって、わが子をかばい死んでいた母親。




 探し出した救援隊が母親の遺体を運び出そうとしたその下に、毛布で包まれた生後2~3ヶ月の赤子を生きたままで救出、その毛布の中から母親の携帯電話が発見され、その中にわが子に当てたメールが残っていたのです。



 そこには、このようなメールが打ち込まれていたようです。「私のかわいい子よ、もしあなたが生きられるなら、ママを忘れないで。ママはいつまでもあなたを愛しているのよ。」と、母親が、息を引き取る直前に書かれたメールです。



 本当に、何と酷い、悲しい出来事でしょうか!そして何と尊い、気高き母親のわが子に対する愛情でしょうか!世のお母さん方のわが子に対する本来の思いを如実に表わした今回の出来事ではないでしょうか?!
 母親の凄さ、素晴らしさを改めて思い知らされました。



 わが師 池田 大作先生の『母の曲』が思い出されます。



  『母の曲』


母よ  あなたは

なんと  不思議な 豊富(ゆたか)な力を

もって  いるのか

もしも  この世に

あなたが  いなければ

還(かえ)るべき  大地を失い

かれらは  永遠に  放浪(さすら)う

母よ  わが母

風雪に耐え  悲しみの合掌(いの)りを

繰り返した母よ  あなたの願いが翼となって

大空(おおぞら)に  舞いくる日まで

達者にと  祈る

母よ  あなたの

思想と聡明(かしこさ)で  春を願う

地球の上に  

平安の楽譜(しらべ)を  奏でてほしい

その時  あなたは

人間世紀の母として  生きる

その時  あなたは

人間世紀の母として  生きる


     
    「母の曲」 作詞 池田大作 世のお母さん方の応援歌として作られたものです。



 何としても、このような不幸で、悲しい事態は二度と繰り返したくないものです。
『母の曲』にあるように、人がもっとも大事にされる、お互いを思いやれるような社会を築いていきたいものです。  それが、世のお母さん方の一番の願いだから・・・・。

  
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熱い人達!

2008-05-23 19:48:35 | Weblog
熱い人!!『熱き心』!!


 最近は、あまり見かけなくなりました。経済の上昇期には、多くいたと思いますが、先日ある新聞記事で、出ていた記事に深く感心させられました。


それは、デザイナー・プロデューサーの山本 寛斎さんの『熱き心―寛斎の熱血語10ヵ条』と言う本を出したインタビューで語っていた内容でした。そこには、大きなタイトルで、『熱き心』が夢を実現!とあるのです。






 寛斎さんは、『日本人は、なぜ、世界で活躍できるのか?!』との質問に、こう答えているのです。



 それは、『世界で活躍したい!』と言う『夢』があったからでしょう。  人間は『夢を持つ』ことで元気になる。 前向きに生きていける。 夢を描かなければ何も始まりません。 と・・・。


 そして、「その夢をつかむための『言葉』 『身体』 『行動』のすべてを称して、私は『熱血語』と呼んでいますが、この『熱血語』も『熱い心』があってこそ人の心に響くのです。」と語られていました。(香南市にピッタリだとは思いませんか!)



(あやめのこの堂々たる咲きっぷりは、本当に他を圧倒して、すごい存在感です。)



 最近、マスコミ関係の方や、建築その他いろんな関係の方々から、『香南市が今一番元気がある!』とよく言われ、聴きます。その通りで、本当に情熱があり、熱い人達が多くいます。本当に、うれしい言葉です。


 又、先日香南市の市民アンケートを電話で行ったのですが、香南市民の49.6パーセントの方が香南市の観光の活性化に、期待を寄せているのです。市民の意識がこれほど群を抜いて高い市町村は、近隣ではありませんでした。




(先日尾崎知事に会い、四万十市以上の観光都市に、香南市は絶対なりますのでと言い切ってきました。楽しみにして居るそうです。)



 結論は、『この香南市は、高知県一、日本一の観光都市になる!!』と言うことです。


 山本寛斎さんの話のとうりです。市民が熱い町、すばらしい誇れる町だという自覚を持ち、多くの方に知ってもらおうと言う熱き心があります。



 熱い心で、大きな夢を持ち、聞く人の心を動かすような情熱で、最高に元気ある、いや元気を与えられる町に皆さんとの連携で、していきたいと思っています。



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地震災害!!忘れてはならないこと!!

2008-05-20 15:14:09 | Weblog
決して忘れては、ならないこと!!


(母子の遺体発見で、深い悲しみにくれる日本の国際救援隊)

それは、5万人とも10万人とも予想されている死者の方々のことです!!
地震で亡くなった方の教訓、言葉が何を伝えたかったか?!



 私たちが今やら無ければならない事が、ここから見えてきます。命をなくしてからでは遅いのです。
災害現場を見た人、また被害にあった人、奇跡的に助かった人この方たちの体験は、貴重なもので、今後の地震対策、災害対策には貴重な資料です。ぜひ今後に活かして頂きたいと思います。


 しかし、ここで絶対に忘れてはならないものがあるのです。
そうです!『声なき声を、聞いて!!』と言う事です!


地震で亡くなられた方の声を聞くことです。今となっては声を聞くことはできませんが、もし今その方が、何かを言いたいとしたら?
 自分のような目に遭わないために、何かをやってもらいたいとすれば、何を言うか?何を今後のためにして貰いたいと言うのか?



 ほとんどの亡くなられた方は、必ずこう云うと思います。それは、
『崩れない家にしてもらいたい!』  『家具などの転倒防止をしてもらいたい!』  『ブロック塀などが倒れ無いようにしてもらいたい!』
ときっと言われるでしょう。
 そして、「もし家が、崩れなかったら、家具が、ブロック塀が倒れてこなければ、死ななくて済んだのに!何でそのようにしてくれなかったのか!」と言われると思います。



 今、地震対策として多くの声が上がっていますが、何を最優先としてやら無ければいけないのか!?
今こそ、この貴重な亡くなった方がたの声無き声を、しっかりと形にしていくことこれが、私達に課せられた責任だと思います。



 今高知県にも、昭和56年以前に建てられた住宅の中で、阪神淡路級の大地震が来れば一瞬にして崩壊する、耐震補強されてない古い木造住宅が、3万6000戸もあります。家の中にいれば完全に圧死してしまう家です。そうした家から人命を守るために、今、国県が耐震診断を1軒当たり3000円でしてくれ、なおかつ、補強工事には、設計費20万円 、工事費60万円の補助金を出してくれる制度がありますので、ぜひ、自分の及び家族の命は、自分達で守ってもらいたいと思います。


(よく木造住宅が、弱いような報道がされていますが、鉄、木、コンクリートの中で最も強いのが、木なんです。皆さん、ほとんどの方が知りませんが・・。木は、200年から300年かけて切り出した当時から言うと強く硬くなります。ですから、古いお家でも、カチッとした耐震補強をすれば、巨大地震でも倒壊することなく命を守る事が出来ます。)





 そして、『最速の頼りになる救援は、お隣近所』であり命を守られた多くの体験が過去の被災例から出ています。何時来るか解らない自衛隊や、救援隊を、待っていると生存率が急速に下がって、手遅れになってしまうのです。
隣近所の助け合いこそが、お互いを守る力になります!
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地震の悲惨さ!!

2008-05-19 16:15:16 | Weblog
なんということだろう!!  余りにも、無残!!


 日本の国際救援隊第一陣の活動の成果が、痛ましい母子の瓦礫に埋まった亡骸であった。子供を抱きかかえて覆いかぶさり守ろうとしていた姿のままでなくなっていたと言う・・・。「なんという痛ましいニュースであろうか!」



 124時間ぶりに2女性を救出!奇跡の生還、救出作業は、続いています。




二十歳の青年が、104時間ぶりに生還、助け出されました。



軍も武警も不眠不休で、命を救うのに徹しています。疲れも極限に達しています。



この写真に、現れているように、被災者の家族の深い悲しみ、苦しみが、こちらに伝わってきます。涙が心底こみ上げてきます。「なんとしても、生きて助け出したい!!」悲痛に似た叫びが伝わってくるようです。




中国のトップリーダー温家宝首相も、陣頭指揮で、その顔は、民衆の苦悩に同苦して、ゆがんでいます。




胡主席も、被災地で激励見舞い、救出作業の陣頭指揮です。幼い子供を抱きかかえて、一人の人の命を、徹して守ろうとしています。リーダーのあるべき姿を垣間見る思いです。



日本の第2陣国際救援隊の中国へ出発です。早く行って、一人でも多くの人の命を守ってあげてもらいたいです。




今も奇跡の救出劇は、続いています。124時間ぶりです。生きていました!!・・・。祈る思いです。




陸路が寸断され、コストがかかっても、人名最優先の空輸作業で救援物資を運んでいます。とにかく、命をまもろうと・・・。




ダム決壊の危険があるため住民が避難を開始しています。地震のためこのように2時災害3次災害が、予想され、事態は、最悪の状態になっています。
 ダムも大きく被害を受け、決壊が予想されているのが79基もあるようで、夏季の干ばつ時の大被害も予想されています。 なんということでしょうか!



このような幼子たちが、苦しみ災害と戦っています。何とか早くこの苦境を乗り切ってもらいたいものです。



なをも続く奇跡の救出劇、一人でも多くの人の命を救え!!命を守れ!!この願いどうか天まで、届いてほしいです!!



伝染病感染も四川省全土に広がる可能性が濃厚になっているようです。がんばれ中国!!
 負けるな中国!! 涙が自然とこみ上げてきます。本当に悲しいです。
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中国地震は、人災・・・?!

2008-05-17 18:50:30 | Weblog
考えられない壊れ方!!


 被害の実態が明らかになるにつれ、自然の驚異もさることながら、それだけなんだろうかという疑問もわいてくる。




(病院の倒壊ですが、・・・・・。?)


 この建物のコンクリートのかけらにほとんど入っていません。そうなんです、鉄筋がない!!


(この橋の崩落も、鉄筋が少ないもしくは、無い!!・・・から・・・??)



(ここにも、ほとんど鉄筋は見えません。)

こんな建物だと、壊れないのが不思議です!
地震という天災が、これだけの大災害になったのは、手抜き(技術の未熟さ?)という人災のような気がします。本当に悲しい事です。



(がけ崩れで道路も封鎖されます。避難救援が難しくなります。)



一番の地震対策、一気に崩れないように、建物、家を補強する事です。そうする事によって、自らの命を守れます。



 そして、家が崩れなければ、道路も封鎖される事も少なくなります。火災の発生も抑えられます。結果的に、死者、被害者も少なくなります。救援避難も迅速に行なわれるようになります。

もう一度云います!!地震は、人を殺さない、建物が人を殺す!!のです。

この写真を見てください。


 商店街の被災状況を写した写真ですが、コンクリートや、ブロック造、レンガ造の家は、崩れていますが、よく見ると、屋根の軽い木造の家は、崩れていません!! 木造の家が、コンクリートやブロック、レンガの家よりも強い事の証明です。この木造の建物に耐震補強をすれば、一気に崩落する事はありませんし、命を守る事ができるのです。



 いま、古い木造家屋(昭和56年以前の建物)の耐震診断と耐震補強工事に対して補助金を県、国が出しています。この機会に是非、我が家の耐震診断をおすすめします。家族の命を守るために!!
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地震の怖さ!!

2008-05-15 19:44:36 | Weblog
他人事でない、中国の地震被害!!


(瞬間に崩れ去るコンクリート造りの建物と、かろうじて形をとどめているコンクリートの建物ですが、この違いで、生存か死かが決まります。)


 先日より報道されている中国の悲惨な地震被害ですが、本当に恐ろしいものです。一瞬のうちに瓦礫の町と仮し、建物の下敷きになり、圧死してしまう。道路は寸断され、通信、交通機能は失われてしまい、街中至る所でで、市民の悲痛な叫び悲しみの声で充満する。


(こうなれば、瞬間にして圧死です!)



(かろうじて、命を取り留める人もいます。でもほんの一部です。)




(道路は寸断され、救援部隊も物資も届きません。隣近所の助け合いが大切になります。)


 地獄絵図そのままの光景が展開されていますが、他人事ではないのです!そうです!南海地震です!!マグ二チュード7~8弱が想定され、深刻なる脅威が私達に迫っているのです。


(子供が生きて助け出されました。よかったですね。感動です!命の重み、大切さが身に染みます。)



 このような事実を見るに付け、私共建築に携わるものとして、責任の重大さを感じずには居れません。

地震は、人を殺しません。建物が人を殺すのです!
だからこそ、耐震補強が大事です!!命を守る最大最高の今できる地震対策です。
お金が無くても、自分で出来る何かの補強をすれば、それだけ、被害が少なくなります。家具の固定など何でも良いのです。



(建物の倒壊を恐れ、広場で救助を待っているのです。身を守り、命を守る建物が、耐震補強がされていなければ、命を奪う凶器と変わるのです。)



 想定される南海地震は、中国の地震規模と同等もしくはそれ以上と予想されていますが、それ以外に悪条件が重なる事が想定されています。それは、台風時と津波です。



 津波は、地震発生後7分~10分前後から各地を襲うと予想されています。それに台風が重なる最悪の状態も考えられます。
 それを、如何に被害を少なくし、人命を守るか!!私達の大きな課題であり、責務であります。




『災害は、忘れた頃にやってくる!!』


 緊急災害時の時で、もっと大事な視点は、自分の命は、自分で守るという事です。 特に、地震時の対応には、それが出来るか出来ないかが、自身の命の生存の有無に係わってきます。重大な事ですが、大方の方が、深刻には捕らえていないのが現状です。


(地震・台風に強いTIP工法です。基準法で決められている強さの2,69倍から4倍の強さになります。完成すると目に見えない部分です!)


 
 又、南海地震への対応の仕方、情報が具体的に市民の皆様個々に、まだまだ徹底されてないので、『分からない』と云う方がほとんどです!・・・・。私共の運動も、もっと考えねばと強く思っています。
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古い物の魅力 第4弾

2008-05-13 20:15:21 | Weblog
底知れぬ輝きを放つ茶器!


 毎回述べますが、本当に何度見ても飽き足りません!


どうですか!この急須・・・。何とも言えない味わい深かさでしょう。取っ手が竹の根で作っています。心、魂が篭もっていますその思いやり優しさが見る人の心に伝わってきます。




 蓋付きの湯飲み茶碗です。うえの急須とのセットになっています。この作者は、どんな想いからこのような作品を作ったのでしょうか?

思いをめぐらすだけで、楽しく、人間の可能性の凄さを感じませんか!




 黄色い六角形の急須です。古いものですが、現代にもマッチしている素晴らしいセンスでしょう!取っ手も竹の細工で繊細な仕事をしています。
 まさに、物つくりは、美と情熱で一点の妥協も無く、作品に命を吹き込む自身との限りなき闘争に、打ち勝って出来ているものだと云うのを感じさせます。




 これは、携帯用の野立てセットです。この心の優雅さ、遊び心に、当時の人たちが、人間としてもっともっと幸せであったかもしれません。
 近代化と、スピード化で、失っていったものが凄く大きなものだったように思います。できれば、何とかとりも出したいというのが、私の思いです。


(野に咲く花です。この気取らない美しさは、心を癒してくれます。)

 心豊かに、人生に彩を!!  そして、”恋するように仕事したい”それが私のモットーです。


(2007年7月完成・香南市香我美町)

 そんな思いで、家創りに情熱をかけています。そして、住まわれる方が、一人でも多くお家と、住まいの日常の生活の中に最高の幸せを見つけていただければと思いながら、今も研究しながら創っています。
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『江戸しぐさ』に学ぶ。

2008-05-10 12:02:43 | Weblog
江戸時代の庶民の生活に息づいていた『江戸しぐさ』!


今静かなブームになっているいるのが、『江戸しぐさ』といわれる思いやりの精神だそうです。
 江戸時代の庶民の生活の中から生まれた助け合いの精神の中から生まれた知恵の数々でこんなものがあります。



 よく知られているのが、『傘かしげ』、『こぶし腰浮かせ』です。
雨や雪の日に往来で人とすれ違うとき、滴でぬれないようにお互いに傘を外側にかしげるのが『傘かしげ』だそうです。




 『こぶし浮かせ』は車内(昔は、渡し舟の船内)で、後から人が乗ってきたら、乗客は自然と腰をこぶし1つ分浮かせて席をつめる行為だそうです。『詰めて』といわれて動くのは野暮とされたそうです。


(よさこい福運丸の夜の姿です。この船内でも、皆さんの心優しい気づかいで運航しています。)

 こんなのもあります
『指きりげんまん、うそついたら針千本飲ます!』・・・『指きった!』



 子供に約束を守ることの大切さ、うそをつく罪の重さを教えた江戸期からの遊びで、『げんまん』は”げんこ一万回”の意味だそうです。



 また、『死んだらごめん』という言葉を添える事もあって”死なない限りは約束を守るよ”という意味合いだそうです。


 
このように、江戸しぐさに一貫しているのは、相手を尊重する心です。当時の江戸では、『聞き上手』の人が尊ばれ、異国・異文化とのお付き合いを大切にし、人それぞれの違いを尊重して受け入れる『尊異論』をわきまえていたようです。
 何か身につまされる思いがします!


(囲炉裏の薪の木や囲炉裏の中も次に使う人の事を考えて整理整頓されています。)


 『男しぐさ』『女しぐさ』というのも、性差を尊重し”らしさ”を発揮する事で、町の寄り合いがあると、男性は上がりかまちから離れた玄関内の外側(戸口側)に、履物を並べ、内側(会場側)は女性のために空けておきました。これは、玄関で女性が”またぐ”行為をせずに済むようにとのはいりょだったのです。
 心優しい紳士的な粋な『男しぐさ』ですね。


(一辺の野の花も、暮らしに潤いを与えてくれます!)


 古い日本の文化の素晴らしさをこんなところにも見る事ができます。
本当に感動しきりです!!
やはり、日々の暮らしに、思いやりと、潤いは生涯持ち続けていきたいですね。
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屋形船『よさこい福運丸』で、貝殻アート

2008-05-08 19:27:11 | Weblog
貝殻アートコンテスト!!を計画。


 こんばんは!屋形船、『よさこい福運丸』でのイベントで、長太郎貝の貝殻に絵を描くコンテストを年二回(春と秋)に行なってまいりたいと思います。

大人の部(中学生以上~)・小学生の部(6才~12才)・幼児の部(5才以下~)の三段階で皆さんに期間投票をしてもらって、一番人気を、それぞれ表彰していきたいと思います。

 
私が1つチャレンジしてみました。

(よさこい福運丸のマークを描いてみました。)


 このアートを見てください!

(海と火と山と桜を描いたそうです。この発想は、大人には、考えも付きません。無作為の作品が、簡単に子供たちからは出てきます。



(一見無表情なこの仮面も、見る人の心、見る角度によって幾種類にも仮面の表情を変えます。無作為の作品は、見る人の心を捉えずにはおかないものになる良い例だと思います。)



(上の能面と同じものですが、角度で、まったく違う表情をしているでしょう!あなたの心の状態によっても変わってきます。)



 長太郎の貝殻からどのような発想が生まれるのか、今から考えてもわくわくします、凄い発想が飛び出してくるでしょうね。非常に楽しみにしています。

 詳細は又おって発表しますが、皆さんこぞってチャレンジしてくださいね。
 
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