この東海道ラインの平地では、桜は見頃を過ぎつつあり、一寸した風でも花びらが舞うようになっています。でも少し標高が高いとまだまだ見頃。
昨年も同じ場所で撮影しましたが、神戸市北区緑町の神戸電鉄有馬線。50‰（パーミル）の勾配と向きを120度変えるほどの急カーブ。ここには線路沿いに桜の木が植わっており、カーブ・高低差と中々良い被写体ということで10日、森林植物園の後に桂木まで移動した際に写してみました。最寄駅は山の街駅で、上下列車がここ付近ですれ違うことが多いです。
山の街駅を発車した三田（さんだ）行きが電車が50‰の勾配を下ってきます。
その見送り。
反対側の新開地行きが50‰を登ってきます。また3000系ですわ。全電動車で神鉄電車は登山電車でもあります。
13分後。上の地点から100mほど向うの場所。思いっきり傾いていますねぇ。フェンスの上をカメラ持ち上げて写してます。
最初の場所から徒歩1分かからず。頻繁に電車来るなら兎も角、15分に一回上下電車がすれ違うダイヤなので、写す電車が来るまで身の置き所に困ってしまいました。
森林植物園への連絡バス発着する北鈴蘭台駅から神戸北町の桂木までは徒歩で移動しました。歩く道中、結構楽しいですよ、標高差がしっかりありますし。
桜に、電車と言うのも、映えるのですね。
でも、撮って見える場所は、危険ではないのでしょうか・・・。
桜に電車の組み合わせは、一般的にはどうなんでしょうか。
私が鉄ヲタだからこんな撮影をしていますが、この時期いろんな方が鉄道と桜と題して、写しておられますね。
撮影している場所は、敷地外で道路との境界フェンスから写しております。
神鉄らしいですね。
しかし、周りの景色が普通の新興住宅街と言うのが何とも。
まあ、これもまた神鉄らしいですかね。
今回カメラの角度で写さない様にしましたが、カーブの内側の空き地（造成しっぱなし）の土地に家が新築されつつあり、カーブした先の下の方まで電車を見通すことが難しくなりました。
ここだけで高低差数十メートル違うのが分る斜面を、半径200mのカーブを登り降りする、神鉄らしい一面です。