昨日のYahoo!ニュース、yomiuri online からです。名古屋市守山区の東谷山(とうごくさん)に、特別天然記念物である「ニホンカモシカ」が三頭生息しているのが確認されたそうです。ニホンカモシカ・・・、私なんぞは畑作物を食い荒らすなど害獣のイメージがある一方、大変警戒心強く人前に姿を現すのは珍しくて、姿を見ると「やった」と嬉しく思ってしまう動物でもあります。
それが大都市(?)名古屋市に生息しているのが確認されたという事でニュースになりましたが、確かに珍しい動物生息確認のニュースですけど、名古屋市の北東に伸びる守山区、しかもその北東の外れも外れで、上志段味(かみしだみ)地区の東谷山は瀬戸市との境界に位置します。名古屋市中心部からは陸路をとるより、中央本線で春日井市の高蔵寺駅から至るルートの方が遥かに便利で、まだまだ野趣溢れる地域です。
記事では以前からニホンカモシカの目撃情報はあったものの確認できなかったため、レッドリストに登録していなかったが、今後は準絶滅危惧種に指定するとのこと。またこのニホンカモシカが生息する森は、ニホンリスやムササビも生息しているということで、豊かな自然ですね。
画像は名古屋市東山動物園のニホンカモシカ。福井県で捕獲されたもので、私にどうもなついています。
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でもさすがに守山区ですねぇ。あまりこんなこと書くと地元の方から苦情が上がりそうですが、実際に名古屋市の市域まとまりから角の様に守山区の志段味(しだみ)地区が飛び出ています。東谷山は瀬戸市との境界にある山で標高198m。名古屋市の最高地点でもあります。また近くに東谷山フルーツパークがあって、枝垂れ桜が有名なほか、いろいろな果樹栽培を行っている植物園です。
余談ですが、昨年10月にやっとこの上志段味地区にも普通の名古屋市営バスが走る様になりました。地下鉄藤が丘駅から「東谷山フルーツパーク」行きのバスがあります。しかし東谷山フルーツパーク停留所は、本家の東谷山フルーツパークとはえらく離れた場所。なんでこんな停名を付けたのかナゾです。
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