今晩のYahoo!Japanトピックにあった讀賣新聞配信記事からです。北海道旭川市で2日、桜が開花し、6時間後には満開となり、開花と満開が同日発表となったとのことです。
気象庁によれば、同じ日に開花と満開が観測されたのは、統計が残る1953年以降初めてとのこと。旭川地方気象台の職員が午前9時半頃に神楽岡公園にある標準木で開花を観測し、午後3時20分頃、満開の8分咲きを確認したとあります。
急激な気温上昇により一気に開花したもので、旭川の2日最高気温は25.1度、2日連続の夏日だったそうです。
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北海道の春は、爆発するが如く花が咲くとは聞いていますが、同じ日に開花から満開とは、忙しい桜ですね。
旭川の桜開花日、調べてみました。昨年の開花は5月9日、満開は5月12日。平年値で開花は5月5日、満開は5月7日です。昨年よりも一週間早いですね。本州、それも関東・北陸から西が遅かったのと比べると対照的です。
ちなみに旭川の開花・満開を観測する桜は、ソメイヨシノではなくエゾヤマザクラという品種です。北海道では、函館、室蘭、札幌の三箇所標準木がソメイヨシノ、他はエゾヤマザクラを標準木としてます。品種の違いからか、それとも初夏はグンと気温が上がる北海道の気候の特徴なのか、概して開花から満開までは日数が短いですね。
ちなみに、沖縄県の4箇所(那覇、宮古島、石垣島、南大東島)と鹿児島県の名瀬は、カンヒサクラが桜開花・満開の標準木になっています。
北海道も、北或いは東へ行くにつれ、桜も梅も桃も、開花が遅くなります。むしろ桜(エゾヤマザクラ)の方が早かったりもしますね。これら花が一気に咲き、長かった冬の終わりを告げ、爽やかな初夏を迎えます。
北海道、行きたい・・・。
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