神戸市東灘区に岡本南公園という公園があります。公園といっても、住宅地のど真ん中、元は邸宅が建っていた場所を、お庭のような憩いの場としたものです。
元邸宅の住人は、笹部新太郎氏。桜の生態を研究し、保護育成にあたられた方で、桜守ともいわれました。桜の木が多く植わった旧邸宅は、桜守の遺徳を忍び、地元では桜守公園として呼ばれています。春には綺麗な花を咲かせ、地元では知る人ぞ知る、桜の名所です。
春の桜は何度かこのブログで書きました。桜であるならば秋の紅葉も又美しいものであろうと、この紅葉(褐葉?)を見に、行ってみました。
ササベザクラと呼ばれている大島桜系の桜。その紅葉です。
春は華やかですけど、この光景、どこか物悲しいですね。
上の画像、右端の車両通行止め標識の向うは阪急神戸線です。私的には電車を入れて写さねばなりませんでした。(笑)
カエデの紅葉も綺麗です。この画像は色補正がきつ過ぎました。
カエデの紅と、サクラの褐色。
カエデです。日も良くあたり、水辺でいい色出しています。
左の黄色い葉、何だったのだろう。まだ若い木ですね。フウの一種だろうか。撮影の時点では、ただ「黄色と紅色の競演」とだけしか浮かびませんでした。
住宅地の一角で分かりにくく、さほど広くはないので紅葉の名所というわけにはいきませんが、こうした自分なりのお気に入りスポットは大切ですね。
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