幻のアジサイ「シチダンカ」です。名古屋市の東山植物園でも植えられているのを知り、先週見てきましてその様子を6月21日のブログ記事に書きました。
ただ、やはり土が違うのか、それとも気温が高い名古屋だからなのか、微妙に青色がいまひとつで、やはりシチダンカを栽培し増やしている神戸市立森林植物園のシチダンカを見たく、無理に時間をこさえて見てきました。
この日の未明、神戸を含む関西地方はあちこちで雷を伴う雨が降ったそう。土がしっとり、いやしっとりを超えてぬかるんでいる所もありましたけど、程々の水分が与えられ、天気は予報が外れていい天気。出かけてよかった日でした。
アジサイ園のシチダンカ。まばらに植えられていますね。
赤っぽい色をしており、青色に変わる過程なのかしら。
やっぱりここのシチダンカ、いやシチダンカに限らずアジサイの青色は美しいです。
ずいぶん背の高いシチダンカ。でも1mぐらいです。
赤色のシチダンカ。
小さくて清楚な花です。小さい花ほどひきつけられますね。
アジサイ園の入り口の看板。シチダンカはアジサイの花期のうち早い時期に咲きます。
シチダンカはヤマアジサイの仲間で装飾花が八重になった種類です。そのヤマアジサイ。こちらは森林展示館から伸びる園路で咲くヤマアジサイのクロヒメ。
アジサイ園で咲くヤマアジサイ。シチダンカの近所にあり、土壌がぴったり合っているのか、本当にきれいな青色しています。
さて、神戸森林植物園では、6月16日~7月10日まで、「2011森の中のあじさい散策」が開催されています。期間中は北鈴蘭台駅と森林植物園を結ぶ送迎バスが増発されます。このブログには時刻について検索からのアクセスが幾つかあり、期間中の送迎バス時刻、写真に撮ってきました。
北鈴蘭台駅発。
森林植物園発。
森の中のあじさい散策期間中は、水曜日も開園します。ここは本当に落ち着くところ。緑深く木々からの木漏れ日もゆらゆら揺れ、時間が経つのを忘れてしまいそう。最終バスに乗り遅れると。とんでもないことになり注意注意。
季節を感じさせる、可憐なアジサイですね。
我が家の、猫の額ほどの庭にも、その昔は、種類は分からないですが、アジサイが咲いていました。
よく見かける丸い形の、アジサイです。
しかし、数年前に整地した時に、無くしてしまいました。
無くしてしまうと、寂しいものですね。
こうして、アジサイの姿を見ると、その当時のことを思い出します。
可憐なアジサイ、そして幻のアジサイです。
季節感溢れるだけに、無くしてしまわれると、また季節が巡って来たときに思い出されることかと思います。
アジサイは挿し木で増やすそうなので、整地された庭にでも植えられたら、来年は小さくとも花が見られるのではないでしょうか。