mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

歴史に学ぶ・改革は必ずしも庶民のためではなさそう

2012年01月27日 | 思索と考え

 今、国会では代表質問が行われていますね。与党のM党(の執行部)が言う「社会保障と税の一体改革」、これ私が見ても賛成と反対と両方あります。与党内でもそうらしいですね。しかし雇うの追求は別の方面ばかりなようで。

 今日、福井新聞web版の記事を読んで、「ハッ」とした思いがありました。なぜ福井新聞のページにアクセスしたのかは後ほど書くこととし、江戸時代の三大改革について軽く書き、そして現代の政治についての論評がありました。

 歴史の時間で習いましたね。江戸時代の三大改革は、元号をとって「享保の改革(18世紀前半)」「寛政の改革(18世紀末期)」「天保の改革(19世紀前半)」の三つ、とされています。享保の改革は、ナショナル劇場の大岡越前でよく取り上げられていました。町火消しや目安箱、そして米と通貨の制度に改革をおこなったものです。

 しかし今日的に見れば、この三大改革はいずれも失敗に終わったと言う評価が高いのだそうです。それはいずれもの改革も、政権の幕府体制の維持で、庶民は二の次であった、そして改革による新たな諸問題が噴出していたらしい。

 以前、甲南大学の教授から伺った話ですが、「文書による歴史」というものは、それは為政者側からの視点で記述され、事の本質をなかなか見出すのは難しいのだそうです。平たく言えば、為政者のご都合が書かれているということ。

 では庶民の側からはどうであったのかは、残っている日記によるものによることとなり、何かよほどの立場でない限り、この21世紀まで残っているのは難しいですね。

 で、現代の政治。ハッと思ったのは、「歴史は繰り返される」というか、為政者の本質はなかなか変わるものではないのですね。現与党のM党ですけど、今の党首の発言で、3年前の選挙で掲げられたマニフェスト云々と、今の政策が違うことでの発言で、とても面白いことを話していましたわ。あれはもう「お笑い」の世界です。

 M党も、為政者側に立てば、体制維持の方に働くのでしょうね。つまり何処の誰でもその立場になれば(中の人ですかw)、それまでの意見から変わってしまうのでしょうか。名古屋市会の減税日本も、随分変わってしまわれたような・・・。

 

 さて、なぜ福井新聞にアクセスしたのか。雪、雪です。昨日から敦賀の北から嶺北地方にかけて発達した雲がドンドンやってきて、その降雪状況を知りたかったので。

 今回の冬型では、私の一宮市では殆ど降りませんね。冬型が強すぎるとむしろ、風向きが違って尾張平野部には雪雲が来難くなるようです。その一方であまり降らない滋賀県彦根市でえらい大雪だそうです。

***1月28日
 スパムコメントが激しい記事について、当分の間、コメント停止措置をとりました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿