mitakeつれづれなる抄

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手力雄神社の火祭りを見てきました・2012年春

2012年04月14日 | まち歩き

 岐阜市の東の方に、手力雄神社というお宮さんがあります。「てぢからおじんじゃ」と読み、その名の通り、アマテラス(天照)が隠れていた天の岩戸の石扉をグイと開けて引きずり出したという、「アメノタヂカラヲ( 天手力雄又は天手力男)」が祭神となっています。

 普段は地域の鎮守のお宮さんですが、春の例祭では火祭りが行われ、結構有名になっています。火祭りでも燃え盛る炎よりは、火薬を使った火の粉による勇壮な祭りで、その火の粉の中を神輿担いだ若衆が入って行く様子が、よく観光ポスターになっています。

 元来、春の例大祭(つまり火祭り)は4月5日に行われるものでしたが、ここでもご多分に漏れず、祭りの担い手にサラリーマンが多く、平日には行い難くなって、15年くらい前から4月第二土曜日の開催となりました。

 しかし私、毎月第二日曜の前日はちょいと所用があり、このところ見に行けなかったところ、今年は4月第二日曜日が8日で、今年の手力火祭りへ何年かぶりに行けることになり、拝見して来ました。境内の様子、少し変わっていた・・・。

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 火祭りの手順は、午後7時に各町内の御神灯に点火、そして滝花火、手筒花火、山焼き、で終了です。

 上の画像と下二枚の画像は御神灯点火の模様。三角の形しているのが御神灯。

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 爆竹を用いていますので、激しい音がします。

 これ、何処の町内かな。緑色の提灯してます。

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 全ての町内の御神灯に火が入ったら、滝花火。観光ポスターになっている光景。

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 柱の真上に花火を仕掛けてあり、そこへ点火する方法も見ものです。

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 そして火の粉が滝の様に流れ落ち、神輿に仕掛けた花火にも点火され、上からも神輿からも火の粉が舞います。

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 御神輿ですけど、意匠凝らした楽しい神輿です。

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 滝花火の点火でもこんなアクシデントがありました。暴発。

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 この暴発した町内も、滝花火はちゃんと出来ました。他にも暴発した滝花火もあり、ひょっとして「仕様」?

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 滝花火の点火で、これカメラが一時的におかしかったのかな?帰宅後に緑色である事が分りました。

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 そして場所を移動。同じ所に立ち続けるのもしんどいですし、祭り舞台が見えないのでその位置まで移動。手筒花火が始まる前の準備。

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 手筒花火。舞台から火の粉が川の滝の様に流れます。ここでも神輿担いだ衆が、火の粉に突入します。

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 そして最後の山焼き。初めて観に行ったとき、あの舞台に山が描かれ、後ろの道路の通行を一時止めますので、本当に「焼く」ものと思いました。

 実際には、舞台下に仕掛けた爆音のする爆竹を発光と共に破裂させ、打ち上げ花火が上げられます。この爆音、とても激しい音がするもので、心に予期しておいてもビックリします。心臓の弱い方は居ない方がいいかもしれません。

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 ということで、午後9時5分、終りました。10年は経っていないと思いますけど、そのくらいぶりに手力雄神社の火祭りを拝見しました。今年の遅い桜の開花で、境内はまだ桜が咲いていました。


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