‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

アンサンブル・シュシュ第44回定演(3)オルガン編

2016-09-12 14:48:39 | My Consert
8月28日(つづき)
今回、ポジティヴ・オルガン(ピッチ440Hz)を使用するというのも試みでした。


ピッチは変えられないものだったので、対応出来る古楽器とのアンサンブルとなりましたが、とても優しく心癒される音でした
「LICはびきの」は大ホールにパイプオルガンがあり、オルガン教室を開いています。鍵盤奏者の岡本裕美さんと、黒田千賀子さんは、そのパオプオルガンを習っておられ、練習室のオルガンのことも詳しかったのです。


控室にも練習用オルガンがあり、オルガンに力を入れているホールです。


カルダーラトリオ・ソナタ。左から黒田千賀子さん(オルガン)、上田浩之さん(バロック・ヴァイオリン)、財前奈緒子さん(テナー・リコーダー)。


オルガンの説明をする黒田千賀子さん。


コルネット(ツィンク)の説明をする、森山広さん。

音はこちら。
A. Caldara : Trio Sonata in E minor Op.1-5


(つづく)
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アンサンブル・シュシュ第44回定演(2)初期バロック編

2016-09-12 11:13:14 | My Consert
8月28日(つづき)
プログラムの一番に置かれる素朴なアンサンブル、ブロークン・コンソートのコーナーは、最近はもっぱらイタリア初期バロックになっています。しかもメープルちゃん入り…。


オルフェオに続いて、モンテヴェルディ"Si dolce è il tormento"。人や楽器編成が変われば、アレンジも自由なところがいいですね!
左から、山本登美則さん(バス・ガンバ)、久保田夏男さん(テオルボ、トレブル・ガンバ)、高橋晴子さん(チェンバロ)、私笹山晶子(歌とハープ)、森山広さん(コルネット)、久保田麻衣子さん(バス・ガンバ)。


今回の全プログラムの中で、私が最も気に入ったのが、カッツァーティの素朴で美しい"Passacaglio"です。
歌が入っていない自分の動画は、極めてレアなのです(^-^;。はい、ハープこれからも頑張ります!

Maurizio Cazzati : Passacaglio


(つづく)
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アンサンブル・シュシュ第44回定演(1)全体合奏編

2016-09-12 10:06:14 | My Consert
8月28日
アンサンブル・シュシュの定例演奏会でした。
今回はいつもの自泉会館の抽選が外れたので、ポジティヴ・オルガンのある「LICはびきの」の音楽練習室という所が、リーズナブルで取りやすかったので、初めて使用しました。


全体合奏はコルネットが入ったので、長年の夢であった「オルフェオ」のトッカータで始めることに。バロック時代の幕開けともいう、モンテヴェルディのオペラ(上演可能な最古のオペラといわれる)の序曲のようなものです。
続いて、ムジカ(音楽)というキャラクターが登場して、これから始まる物語のプロローグを語り歌います。オペラをするわけではないので、ムジカは2番、3番の歌詞だけにしました。音楽はあらゆるものの心をとらえ、竪琴の調べで気持ちをやわらかにします、という内容です。




ムジカのレチタル・カンタンドのリズムに、通奏低音を入れるのに苦労しましたが、むしろ当時の楽譜を見て、素直にタクトゥスを刻んでいくと、意外とイージーだということもわかりました。VがVかUかとか、SがSの場合とfの場合があるなどさえ解れば、言葉の入れ方もファクシミリ譜の方が読みやすい。

時代的には、ありえない楽器も入っていますが、これは全員合奏なので、何らかの楽器をやらなくてはいけません(^-^;。
そうですね、メープルちゃんもアイリッシュ・ハープなのでおかしいですね。でも竪琴を持ったキャラクターなので、まぁいいか('◇')ゞ。
C. Monteverdi "Orfeo"





ラストの全員合奏は、前回からつづいて、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」です。
こちらはポピュラーな曲なので、どんな編成でもありかなと思います。オルガンがあることと、コルネット、オーボエの音などが、コラールに似合います。
いきなり終ってしまいましたが、3時間半という長いコンサートにお付き合いくださったお客様、どうも有難うございました!
(つづく)






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いずみホールのシューベルティアーデ、始まりました♪

2016-09-08 14:24:49 | Music
ブログがかなり遅れています(^-^;。
8月25日
大阪・いずみホールシューベルト集全7公演のプレイベントとして、鈴木優人さんと堀朋平さんらによる、シューベルト時代のフォルテピアノを使っての演奏会やお話しがありました。






ソプラノ・松井亜希さん、テノール・松原友さん、連弾のフォルテピアノ・重岡麻衣さんで、オール30代の、これからのクラシック界をになっていくだろう、若い方達ばかりの公演でした。

シューベルト愛がすごくて、本も出版された音楽学者の堀さんによるナビゲートで、シューベルトの作品には友人達が深く関わっていることや、作品の成り立ちの深い解釈と共に、シューベルト時代のウィーンのフォルテピアノの、音色や特質や音楽的分析を鈴木さんが弾きながら実践していくというものでした。
有名な曲から初めて聴くような曲もありましたが、どれもシューベルトを語るには重要な曲でした。

800席の広いホールには、かなり小さな音量のフォルテピアノ、歌手の方達は美声で軽めの声ですが、やはり歌が入るとピアノの音がちょっと消されてしまう面もありました。
松井さんは歌うごとにだんだんと繊細な表現になってきて、シューベルトの希望と、届かぬ憧れへのはかなさを、よく表現されていました。
連弾も有名なものでしたが、モダン・ピアノで聴くと、ちょっとうるさいなと思うような部分も、随分聴きやすいなと感じました。


足ペダルが5本ついていて、音色を楽しむウィーン式フォルテピアノ


掘さんのお話しが、かなり興味深かったので本を購入。少し読み始めましたが、ものすごい研究量です。
やはりシューベルトが自立して友人達の影響によって、作曲が高められていったというだけでなく、歌曲の詩であるドイツ語の意味、調性の持つ意味、歴史的なことまで、本当に深く書かれており、曲ごとに付箋を付けておきたいくらいです。
「水の上に歌う」の二羽の白鳥の話しから始まりますが、三大歌曲の第1弾めが、女声の歌と歌曲集「白鳥の歌」から始まるので、意味深いことだと新たに知りました。


私は今のところ、三大歌曲の通し券を購入しているのですが、本を読んでいたら、けっこう全部のコンサートも興味が沸いてきました。
昔、シンフォニカー・オーケストラ(現・大阪交響楽団)で、本名徹次さん指揮で、シューベルトの交響曲全曲演奏会が同ホールであり、それも全部聴いて、プラス最後の「ミサ曲第6番」には、なんと合唱団に入れてもらい、参加してしまったという思い出が…(;^ω^)。


掘朋平さん(左)と鈴木優人さん(右)と。お父様の同じ演目の演奏を、松陰チャペルと、このいずみホールで聴いたこともあります
ユリアン・プレガルディエンとの「冬の旅」もとても楽しみにしています!

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デトロイト美術館展

2016-09-06 22:26:19 | Art
演奏会前で練習したいなと思っていたら、娘が大阪市立美術館で開催中の「デトロイト美術館展」を観てから帰るというので、私達も行く~!と久々に3人で観に行きました。


天王寺公園は何も無い、美術館へ行くのはすごく歩くという印象を持っていましたが、今は公園内にはレストランやお土産屋さんも出来ていて、すっかり変わっていました。天王寺動物園も今力が入ってますからね!

フランスの印象派を最初に受け入れたのは、新大陸アメリカだそうですね。フランスでは、若い画家の新しい印象派の絵は、なかなか受け入れられなかったそう。
デトロイト市は自動車産業で財を成し美術館を創り、今有名な印象派の絵をたくさん購入。しかしデトロイト市が財政破綻をして、美術館は売却の危機に陥りました。でもせっかくの芸術作品は、市の宝物ということで守られました。

入るなり、モネ「グラジオラス」が、色鮮やかに現れました!赤い夏の花々に日傘をさした女性。近くで見ると絵具の点々で出来ているのですが、遠くから見るとちゃんと花や蝶々がはっきり解ります。

ゴッホピカソ、あまり詳しくはありませんが、誰もが知っている有名な印象派の画家の、原画が次々と飾られているので圧巻でした。
この日はたまたま絵の写真撮影が出来る日だったので、多くの人が必死でマイ・カメラに絵を収めてしました。ただしSNSへの投稿は禁止なので、載せることは出来ません。
だいたい1時間ほどで観れますが、印象派でもモネなどから始まって、ドイツ印象派、ピカソと、だんだんにより写実から遠く個性的になっていくこともわかりました
展示は9月25日まで➡http://www.osaka-art-museum.jp/


赤ちゃんの時に、何故かこの美術館に連れて行って、観たこともあります。大阪府の高校展もこの会場でした。
事あるごとにここへ来た、思い出深い美術館を後にして、娘は帰っていきました。間もなく入籍も済ませたと知らせがありました。


阿倍野ハルカスをバックに。
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「ささ川」へ行きました。

2016-09-05 15:29:14 | グルメ
阿倍野Hoopの創作和食の店「ささ川」という所で、両家初顔合わせの会食をしました。
落ち着いた個室があって、お洒落な和食のコース料理があるので、子供達が選んでくれました。










身体に優しいお味で、器も綺麗で見た目にも豪華な雰囲気。どちらかというと和食ですが、飾り付けはフレンチっぽい。

 締めのご飯は麦とろか、カレーを選べます。


スイーツは薔薇のケーキや黒ゴマケーキなど



  世界最小の金平糖と、ミニおにぎり煎餅。金平糖は星砂みたい
やはり基本Japaneseです。あちらの親御さん達も、うちも夫婦揃って料理の写真をいちいち写すのが同じで良かった~(^-^;。
色々とお話しも弾み、楽しいひとときでした。Hoopにこんな隠れ家的なお店があるなんて、ランチも格安で人気があるようです。今回のお料理は新郎側にご馳走していただきました(^_^)。お式は来年の予定です💒。
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ちゅる!

2016-09-03 22:31:36 | 猫日和
半月ぶりぐらいのブログの更新です(;^ω^)。


8月の後半は私にとっては怒涛の日々、いつの間にか9月になり、すっかり街はハロウィン飾りになっています🎃。

娘とフィアンセが、お互いの両親に挨拶するために帰って来ました。
トモにゃんは初めてのお留守番で、友達が1日だけ世話をしに来てくれたそうですが、全く隠れて姿を現さなかったらしい。
うちの猫達は娘が帰ってきても、逃げることはなく、ちゃんとなついている。
ユキちゃんにいたっては、私が呼んでも相手にしてくれないのに、娘にはお返事してお話しをする。
野良時代に、私がエサで釣って、キャリーの中に閉じ込めて捕獲して、いきなり病院に連れて行ったことがトラウマになっているのか…?安定した生活を保障しているというのに…(T_T)。


チャオちゅ~るも、娘の手から食べるハッピー


私も~、とユキちゃん

  
ユキちゃんは、よほど気に入ったみたい。手についたのもペロペロ食べる。


トモにゃんの最近の写真。ポケモンじゃにゃい!


お留守番頑張ったのかな?多分寝てただけ。


可愛いトモにゃん


可愛い~


可愛い~


可愛い~
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