‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

アンサンブル・シュシュ第44回定演(1)全体合奏編

2016-09-12 10:06:14 | My Consert
8月28日
アンサンブル・シュシュの定例演奏会でした。
今回はいつもの自泉会館の抽選が外れたので、ポジティヴ・オルガンのある「LICはびきの」の音楽練習室という所が、リーズナブルで取りやすかったので、初めて使用しました。


全体合奏はコルネットが入ったので、長年の夢であった「オルフェオ」のトッカータで始めることに。バロック時代の幕開けともいう、モンテヴェルディのオペラ(上演可能な最古のオペラといわれる)の序曲のようなものです。
続いて、ムジカ(音楽)というキャラクターが登場して、これから始まる物語のプロローグを語り歌います。オペラをするわけではないので、ムジカは2番、3番の歌詞だけにしました。音楽はあらゆるものの心をとらえ、竪琴の調べで気持ちをやわらかにします、という内容です。




ムジカのレチタル・カンタンドのリズムに、通奏低音を入れるのに苦労しましたが、むしろ当時の楽譜を見て、素直にタクトゥスを刻んでいくと、意外とイージーだということもわかりました。VがVかUかとか、SがSの場合とfの場合があるなどさえ解れば、言葉の入れ方もファクシミリ譜の方が読みやすい。

時代的には、ありえない楽器も入っていますが、これは全員合奏なので、何らかの楽器をやらなくてはいけません(^-^;。
そうですね、メープルちゃんもアイリッシュ・ハープなのでおかしいですね。でも竪琴を持ったキャラクターなので、まぁいいか('◇')ゞ。
C. Monteverdi "Orfeo"





ラストの全員合奏は、前回からつづいて、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」です。
こちらはポピュラーな曲なので、どんな編成でもありかなと思います。オルガンがあることと、コルネット、オーボエの音などが、コラールに似合います。
いきなり終ってしまいましたが、3時間半という長いコンサートにお付き合いくださったお客様、どうも有難うございました!
(つづく)






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