‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

百合のイタリア語

2015-06-04 23:53:57 | 歳時記
お天気の良い日は、ことのころずっと草刈りの音がしています。
マンションの庭の草刈りも、何日か続いています。

 でも必ず、お盆の頃に咲く高砂百合の芽だけは、刈られないようにをつけられます。
これは植えた人が毎年しておられるのですが、ちゃんと草刈りの方も気遣ってくれています

今やっているイタリアの歌の意味調べをしていると、"giglio"という言葉があり、百合の花、白ゆり、という訳でした。Oで終わるということは、男性名詞じゃん。
他にも、gigliaceo(ゆりのような)、gigliato(ゆりの植わった、ゆりの種をまいた)、giglieto(ゆり園、百合畑、ゆりを栽培してる所)など、読み方はジーリオ、ジリアーチェオ、ジリアート、ジリエートと読みます。英語でLily(リリー)、ドイツ語でLilie(リーリエ)というので、”り”で始まるという印象だったのですが…。

"giglio"は他には、フランス王室の紋章、比喩的に純潔、清浄、など。そして、giglio delle convalliで、”すずらん”と書いていました。確かに咲き方が似ている。でもすずらんには、convallariaという名前がついています。こちらは女性名詞です。convalleが谷、渓谷という意味です。確かに百合は、半日陰の谷のような斜面に咲いていることが多い。言葉って、どこかで何かが繋がっているので面白いです。

”り”が入っていることは、四か国語同じですね(^.^)と変に納得。四か国語しか知らない…(^-^;。
日本語の”ゆり”って、が花で、が茎のようなイメージですね。漢字の百合は、もちろん根っこ(ユリ根)からきていて、片のようなものが沢山重なっているので、百枚合わさるという意味ですね。
一番白いと書きますし、百合の花の美しさは、昔から世界中で認められているのですね。キリスト教では、マリア様の花ですから

でも世の中には百合アレルギーの人もいるみたいで、昔結婚式場で歌っていた時、新婦のお父様が百合アレルギーなのでということで、ホテルの方がヴァージンロードや祭壇に生けてある、カサブランカを全部抜いていたことがあります。匂い、香りがすごいですしね。意外なアレルギーもあるもんですね。ゆり豆知識でした(^-^;。

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