‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

技魅せます!Mark & Paul at 静岡公演🎶、その前に軽登山。

2017-12-04 13:27:40 | More Mark Padmore
11月25日
マーク・パドモア&ポール・ルイス「静岡音楽館AOI」という所での、第1プログラムの古典派~初期ロマン派までの公演へ行きました。


快晴となった関東地方は、富士山もこのように美しい姿。




ハイドン、モーツアルト、ベートーヴェン、シューベルト、シューマンの歌曲の数々で、に託した愛の歌で一環されていて、特にViola(すみれ)を中心とした歌は、花好きのみらくる・あっこ的には、大変嬉しいプログラムでした。

シェイクスピアの詩で、ハイドンの英語の歌から始まりました。ハイドンは晩年ロンドンに渡り活躍したので、イギリス人にとっては、ヘンデル同様、重要な作曲家のようです。ロンドン時代での、女流詩人アン・ハンターとの恋愛も有名な話しです。
モーツァルトも"Das Veilchen"菫が主役の曲、"Abendempfindung"夕べの想いも、菫が登場します。
ベートーヴェン"Adelaide"アデライーデも、初夏の花・鈴蘭などが登場します。もちろんベートーヴェンに星は必須☆彡。

今回初聴きで、とても印象的だったのが、シューベルトの長い歌"Viola"菫でした。待雪草(釣鐘型の白い花、スノー・ドロップともいわれる)の小さな鐘のような音のピアノが繊細で綺麗で、雪が溶けて春を告げる花として登場します。ヴィオラの花が女性で、戦場から帰る兵士を待っていますが、少し早く咲きすぎて、兵士がやってきた時には、萎んでいなくなっていた、という男女のすれ違いを歌ったものだと思いますが、いや~、シューベルトはやっぱり特別な世界観ですね~

シューマン「詩人の恋」も、初夏の花咲く季節の失恋物語で、やはり全体的に一貫したプログラムは、連作歌曲を聴いたような印象でした。
王子ホールの方を聴いていないので解りませんが、郵便局のあるJR静岡駅近の、このホールはパイプオルガンもあり、とても良い響きだと思いました。まぁまぁ広いホールで、ピアノの蓋も全開でしたが、エンジェル・ヴォイスの美しいパドモア節も全開でした

   
雲一つ無い快晴となった東京駅の空

   
家康公のおひざ元の静岡駅
夜の公演の前に静岡見物をしようと、友人と待ち合わせて巡ることにしました。




先ずは「浅間神社」へ。お天気も良く、お日柄も良かったのか、結婚式や七五三のお祝いの人達も多かったです。

     
NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の舞台になっている辺りなので、先日放送された「鶴瓶の家族に乾杯」で、高橋一生さんが浅間神社を訪れて、富士山のよく見える絶景スポットで、感激されいたという所へ行ってみようと、何故か長~い階段を登ってしまいました。後ろを振り向けないくらい長い高い階段で、着物なので辛いな~とフーフー言って登りましたが、それらしきスポットは見えてきません。更に山道の上り坂が続いています
反対から降りてくる人に訊いたら、確かに観音様があって、富士山がよく見える所が山の上にある、とおっしゃるのです。ここまで来たんだから頑張ろうかと、着物で山道を登っていると、鈴をつけて杖まで持ったおじさんが歩いてこられて、鶴瓶の家族に乾杯で高橋一生さんが観たという所は…と訊いたら、それは多分下にある、特別な人でないと入れない建物だよ~と言われました( ;∀;)。ちなみに、おじさんはを腰に付けておられるということは…、が出るんですか?と聞いたら「熊が出るのは朝と晩で、昼間は大丈夫だよ」(=゚ω゚)ノ。




確かに少し登ると、富士山と市街がよく見えるスポットがありました。でも観音様はないので、ここは途中だと思います。あまり着崩れてはいけないので、ここで満足して降りました。ただ下りも結構怖い。まずこんな所を着物で居る人はいないでしょう。

      


立派な浅間神社を後にして、駿府城公園へ向かいました。12月3日放映の「直虎」で知ったのですが、織田信長が富士山が観たいので、家康に遊びに行くから案内してほしいと言ってきて、信長のために浅間神社内に、宿泊御殿を建てたというのです。おそらく一生さん達は、そこへ通されたのだと思います(;^ω^)。



お城はありませんが、元駿府城跡(今川家)で、お堀に囲まれた紅葉も綺麗な場所です。



















  >「紅葉山庭園」という家康公が楽しんだという綺麗なお庭があり、お茶もいただけます。



駿府城公園も後にする頃には、そろそろ日も暮れてきました。家康公の散歩道の御みかん。

軽登山までして、すごく歩いて、コンサートで寝てしまったらどうしようと心配でしたが、とても良かったので眠くはなりませんでしたが、ホテルの朝食バイキングで思いっきり食べて歩いたせいか、腹痛に襲われ、コンサート終ってからゆっくり出来ませんでした( ;∀;)。
ポールが散髪してて可愛かったのに、サインを貰っただけで、写真は撮れませんでした。友人はCD💿を思いっきり買っていましたが、新幹線でまた東京へ戻るのに急いでおられ、サインも一か所のみと言われました。夕飯なのか、静岡駅中の居酒屋っぽい所へ入って行かれ、前日の酒の歌シリーズを思い出して笑えました( *´艸`)。

ポール・ルイスのソロ・コンサートは、日が離れていたこともあり、行けませんでしたが、かなり面白かったらしいですね。
今回のテーマがユーモアということで、ハイドン・ソナタで笑いを取るシーンもあったとか…。
HBBハイドン、ベートーヴェン、ブラームスのシリーズをやっていくそうで、また来年の11月だそう。日程が合えば是非行ってみたいです。
ポールは、フォルテピアノも練習してるそうで、まだ人前で披露する段階ではないけれども、いつかステージで弾いてるかもしれないそうですよ!底知れないピアニストですね
第一プログラムが主に入っている、フォルテピアノのクリスのコンサートが、来年3月にありますが、私の地元の兵庫県芸は即完売でした











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