‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

アレクサンダー・テクニーク入門

2012-09-19 10:04:17 | Music
不安定な天気や台風が過ぎて、やっと秋らしい涼しい風が吹いてきました

9月16日
大阪学友協会・ピアノグループの研修会が、天王寺のクレオ大阪中央にてありました。
ピアノの先生の集まりなので、午前中は生徒指導にどのような教材を使っているか、特に初心者幼児と、シニアの方への指導法についての話し合いでした。
教材については、ドイツ系、アメリカ系、フランス系と分かれますが、それぞれのいい点、悪い点の報告がありました。
ただやはり音大受験、幼児教育の学校へ入るにあたってはドイツ系の教材から試験されることが主流なので、ドイツ系は外せないということでした。

シニアで趣味で習いに来られる方は、ほとんど音楽が好きで自主的に来られてるので、精神的には気持ちいいレッスンが出来るのですが、老いとの戦いで、だんだんと弾く曲のレベルを下げていく場合もあるとか…(よほどの高齢者ですが)。

悩むのはチビッっ子の、やたら先生の言うことに逆らって来る子供で、皆さん一人や二人、そういう生徒さんを抱えて悩んでおられる。ワケがわからない時期に怒って、先生やピアノが嫌いになってしまってはいけませんので、ひたすらその子が心を開いてくるのを待つしかないようです。
学校の先生も同じだと思いますが、その子が自分で扉を開いて来た時に、常に教師は受け入れ体制でいなけばいけない。無理意地は決してしてはいけないという結論に達しました

以前テレビで観て、行ってみたかったパン屋さん「Parigot」が近くでしたので、お昼用やら、お土産用やら、家用やら沢山買っておきました。



クレオ中央には、お店を開いてる時があるので、カフェを当てにしてたのですが、残念ながらお休みでした。缶コーヒーを自販機で買って昼食をとる。結構勉強してる人もいるフリースペースがカフェの所にあります。

午後からは、音楽する人には結構話題の「アレクサンダー・テクニーク」の講習でした。
フレデリック・マティアス・アレクサンダーという演劇家が開発した、自然な骨の構造に従って、無理な力を加えることなく、演奏姿勢をとっていくというものです
アレクサンダーさんは、演劇中に声がだんだん出なくなっていたことから、変な癖で余計な力が入っていることに気付き、この方法をあみだしたそうです。
よく個人的に案内は受けてたのですが、ちょっとお高いので行きそびれていましたが、今回同グループの主催で、会費から補助金も出るので、一人¥1000という格安料金で受けることが出来ました。
この日の講師は田中優行氏。


背骨(脊椎)の一番上の骨は、鼻の奥ぐらいの位置にあるとか、腕は鎖骨から始まっているなど、骨の構造を知ることによって、意識を変えると、良い姿勢(自然な姿勢)がとれるようになる。
なるほど、そう思って腕を上げてみると、実に高く気持ちよく綺麗に腕が上がるのです

ピアノの先生の集まりなので、最後は自然な姿勢を意識して、ピアノを弾く。
なんとなく音が良くなるような…。でもちょっとの意識の持ち方で、長年続けていると、いい方向に変わっていくんだろうなと思います

田中優行講師のレッスン情報HP(ひさご組)
http://www23.atwiki.jp/hisagogumi





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