*熊本大地震の災害に合われている方々に、心からお見舞いを申し上げます。
熊本の大地震の被害が、刻々とひどくなってく様子で、大変心配です。
知人も何人か、大分の古いお家に住んでおられたり、牧師として古い教会に赴任していたりで、安否確認はとれましたが、揺れがもの凄い回数あるそうなので、二次三次災害に合われないかと心配です。
4月15日
ティル・フェルナー&マーク・パドモアの、シューマン歌曲の放送が、NHK-BS「クラシック倶楽部」で、早朝5時からあったので、実家に泊まって見ることにしました。うちはBSに加入していないので、リアルタイムで見たかったからです。
前日の夜に熊本で大地震があり、またまたびっくりぽん!BSもニュースばかりで、これは放送延期かな?と覚悟はしていましたが、夜中に起きて観てみると、普通の番組をやっていたので、大丈夫かな…、とちょっと安心。
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本番中は、地震情報が入ってきていましたが、ブルーレイで録画したものを見ると、文字は消えていました。
ただ母が、ファイナライズが出来ないので、DVDにしてもらっても、うちのパソコンで観ることは出来ません(;´・ω・)。
ティルは、パドモアさんの音楽性、声や発音が美しくて、好きなのだそうです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
。
パドモアさんは、いろんなピアニストと共演していますが、ティルは、パドモアさんの伴奏してることしか、私は知りません。
歌の伴奏だけをしてるピアニストではなく、ソロ、コンチェルト、室内楽と、あらゆるピアノの分野をこなしているので、よっぽどいいと思う歌手なのでしょう。
パドモアさんの歌が好き!という価値観は、私と全く同じだと思います(*^-^*)
。
一部はやはり、スピーカー音が混ざっていたのですが、パドモアさんの声も拡声されていたので、バランス的には問題は無かったです。
二部は、ホールそのものの響きでした。でも、よほど耳の良い人で、クラシックの生演奏を聴きつけている人でないと、解らないのではと思います。
それよりも、二人のアンサンブルが、前回のシューベルトよりも、格段に良くなって、さらなる高みへと到達していました。
テレビを観たという方から、早速に感想も寄せられ、パドモアさんは、ビブラートも抑制されていて、とても自然で心地好い、理想的なリートの歌い方ですね!
ドイツ・リートの正統派の演奏で、姿勢が正される思い。ドイツ芸術音楽の深さを感じました!ティルのピアノは、感情に流されない、独特のものを感じました!
などなど。
私もティルは貫録もついてきて、歌い手にとっては包容力があり、しかもぴったりと寄り添ってくるピアノで、パドモアさんもティルのピアノと歌うと、落ち着いたテンポ感で、でも重くはならず、より繊細に丁寧に歌える感じでした。
ミス・タッチが全く無く(私にはそう聴こえましたが)、ウィーンの音楽の伝統や、ユーモアを知り尽くしていて、作曲家の意図するところを、最大限に、しかも分かり易く表現して教えてくれるように、いつも思います。
「詩人の恋」の15曲目”昔のメルヘンが招くは”は、いつも聴いてるフォルテピアノのCDとは違って、テンポが緩やかで、ペダルを使って、現実の世界とは違う夢の世界という感じに、とても聴こえました
。何故か浦島太郎の”竜宮城”を思い出しました(*^-^*)。ソロ・コンサートで展開された”ファンタジー”と、ここでも繋がりました!
パドモアさんの歌の世界が、どこまで深くなるのか、そしてティルはどんどん歳を重ねて、独自のピアノの世界を展開していくでしょうから、これからも着いて行きたいと思います![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
。
来年のシューベルト歌曲も、また新たなる境地に向かう二人に、期待が膨らみます![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
。
*2017年2月18日(土)大阪府「いずみホール」<美しき水車小屋の娘>
*2017年2月19日(日)愛知県「岡崎市シビックセンター・コロネット」<冬の旅>
*2017年2月21日(火)福岡県「アクロス福岡・福井かシンフォニーホール」<冬の旅>
*2017年2月22日(水)東京都「浜離宮朝日ホール」<冬の旅>
ハード・スケジュールですね。
*今年の11月18日(金)はNHK音楽祭で、パドモアさんは、ダニエル・ハーディング&パリ管弦楽団と、ブリテン「セレナード」で、NHKホール・ソロ・デビューです!これは、ホルンとの美しい大曲です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
。
ベートーヴェン「遥かなる恋人に寄す」、シューマン「詩人の恋」は、この季節にぴったりの春から初夏にかけての、自然描写が詩の内容にあり、歌で語られ、ピアノで情景が表現されています。でもイタリア初期バロックの歌曲も大抵そうなのですが、周りは春めいていても、”私には春が決して来ない”という内容の失恋の歌が多いですね。幸せいっぱいだと、普通過ぎて歌にはなりませんものね。人は大抵、何かしらの悩みや苦しみを抱えて生きているので、そういう歌に共感出来るのでしょうね…。
実家の庭も春の花や緑ででいっぱい。でも九州では、苦しんでいる人達がいっぱいいる現実…。地震のことが気になりながらも、素晴しい演奏に、心ときめくひと時でした。
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可愛い八重桜。
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かぶりつきの席だったので、自分の姿も映っていました。母は、ティルの手が白くてふっくらした、赤ちゃんの手みたいで可愛い、可愛いというのです(^-^;。
そう、この手が円やかで暖かい、優しく綺麗な音を生み出すのですよ
。
今はNHKオンデマンドで、4月28日まで観れるので、単品購入という形で、パソコンで楽しんでいます
。
熊本の大地震の被害が、刻々とひどくなってく様子で、大変心配です。
知人も何人か、大分の古いお家に住んでおられたり、牧師として古い教会に赴任していたりで、安否確認はとれましたが、揺れがもの凄い回数あるそうなので、二次三次災害に合われないかと心配です。
4月15日
ティル・フェルナー&マーク・パドモアの、シューマン歌曲の放送が、NHK-BS「クラシック倶楽部」で、早朝5時からあったので、実家に泊まって見ることにしました。うちはBSに加入していないので、リアルタイムで見たかったからです。
前日の夜に熊本で大地震があり、またまたびっくりぽん!BSもニュースばかりで、これは放送延期かな?と覚悟はしていましたが、夜中に起きて観てみると、普通の番組をやっていたので、大丈夫かな…、とちょっと安心。
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ただ母が、ファイナライズが出来ないので、DVDにしてもらっても、うちのパソコンで観ることは出来ません(;´・ω・)。
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パドモアさんは、いろんなピアニストと共演していますが、ティルは、パドモアさんの伴奏してることしか、私は知りません。
歌の伴奏だけをしてるピアニストではなく、ソロ、コンチェルト、室内楽と、あらゆるピアノの分野をこなしているので、よっぽどいいと思う歌手なのでしょう。
パドモアさんの歌が好き!という価値観は、私と全く同じだと思います(*^-^*)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
一部はやはり、スピーカー音が混ざっていたのですが、パドモアさんの声も拡声されていたので、バランス的には問題は無かったです。
二部は、ホールそのものの響きでした。でも、よほど耳の良い人で、クラシックの生演奏を聴きつけている人でないと、解らないのではと思います。
それよりも、二人のアンサンブルが、前回のシューベルトよりも、格段に良くなって、さらなる高みへと到達していました。
テレビを観たという方から、早速に感想も寄せられ、パドモアさんは、ビブラートも抑制されていて、とても自然で心地好い、理想的なリートの歌い方ですね!
ドイツ・リートの正統派の演奏で、姿勢が正される思い。ドイツ芸術音楽の深さを感じました!ティルのピアノは、感情に流されない、独特のものを感じました!
などなど。
私もティルは貫録もついてきて、歌い手にとっては包容力があり、しかもぴったりと寄り添ってくるピアノで、パドモアさんもティルのピアノと歌うと、落ち着いたテンポ感で、でも重くはならず、より繊細に丁寧に歌える感じでした。
ミス・タッチが全く無く(私にはそう聴こえましたが)、ウィーンの音楽の伝統や、ユーモアを知り尽くしていて、作曲家の意図するところを、最大限に、しかも分かり易く表現して教えてくれるように、いつも思います。
「詩人の恋」の15曲目”昔のメルヘンが招くは”は、いつも聴いてるフォルテピアノのCDとは違って、テンポが緩やかで、ペダルを使って、現実の世界とは違う夢の世界という感じに、とても聴こえました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
パドモアさんの歌の世界が、どこまで深くなるのか、そしてティルはどんどん歳を重ねて、独自のピアノの世界を展開していくでしょうから、これからも着いて行きたいと思います
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来年のシューベルト歌曲も、また新たなる境地に向かう二人に、期待が膨らみます
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*2017年2月18日(土)大阪府「いずみホール」<美しき水車小屋の娘>
*2017年2月19日(日)愛知県「岡崎市シビックセンター・コロネット」<冬の旅>
*2017年2月21日(火)福岡県「アクロス福岡・福井かシンフォニーホール」<冬の旅>
*2017年2月22日(水)東京都「浜離宮朝日ホール」<冬の旅>
ハード・スケジュールですね。
*今年の11月18日(金)はNHK音楽祭で、パドモアさんは、ダニエル・ハーディング&パリ管弦楽団と、ブリテン「セレナード」で、NHKホール・ソロ・デビューです!これは、ホルンとの美しい大曲です
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ベートーヴェン「遥かなる恋人に寄す」、シューマン「詩人の恋」は、この季節にぴったりの春から初夏にかけての、自然描写が詩の内容にあり、歌で語られ、ピアノで情景が表現されています。でもイタリア初期バロックの歌曲も大抵そうなのですが、周りは春めいていても、”私には春が決して来ない”という内容の失恋の歌が多いですね。幸せいっぱいだと、普通過ぎて歌にはなりませんものね。人は大抵、何かしらの悩みや苦しみを抱えて生きているので、そういう歌に共感出来るのでしょうね…。
実家の庭も春の花や緑ででいっぱい。でも九州では、苦しんでいる人達がいっぱいいる現実…。地震のことが気になりながらも、素晴しい演奏に、心ときめくひと時でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/30/2e956839aabba0b464d0bfa07de24c86.jpg)
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可愛い八重桜。
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かぶりつきの席だったので、自分の姿も映っていました。母は、ティルの手が白くてふっくらした、赤ちゃんの手みたいで可愛い、可愛いというのです(^-^;。
そう、この手が円やかで暖かい、優しく綺麗な音を生み出すのですよ
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