‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

ル・ポエム・アルモニーク~ファンタスティック・ギター・アンサンブルでした☆彡

2014-11-18 00:45:37 | Music
11月16(日)
兵庫県立芸術文化センター・小ホールでの、ル・ポエム・アルモニークのコンサートに行きました。
2年ほど前に聴いて、とてもセンスのいいアンサンブルだったので、リピーターになったわけです。


プログラムは17~18世紀のフランスとスペインの歌や器楽アンサンブルで、以前もそうでしたが、休憩無しで一気に聴く形でした。
歌の曲というのは、幸福なものよりも、どうも不幸を嘆く内容が多い。昔も今もどちらかというと、人生は苦しみの方が多く、今の自分の置かれた状況とも相まって、身につまされるというか、よく理解できます。
行きも連れの人達と、このままいくと日本は消滅するのではないかと話し合っていました。少子高齢化問題、自然災害、中国に乗っ取られかねない状況など…。個人的には、老後の不安が大きい。衰え行く身体に、少ない年金で生活していけるのか…、親の介護もいつか来る…。そんな人生の冬が来る前の秋のような心境を歌ったものが、ブロッサール「人の世のさまざまな惨めさ」でした。歌詞対訳を載せてみます。
なんかバブルが崩壊した後の今の日本みたいです…(:_;)。



とはいえ、今回はヴァイオリンとバロック・ギターが加わった、素敵なアンサンブルでした。ヴァンサン・デュメストルさんは、少し短めのテオルボとギターで、ヴィオラ・ダ・ガンバのルカス・ペレスさんは、ギターのようにガンバを横に持ち、まるでギターのように弾くことが多く、もう一人ギター専門の方もいて、ギター・アンサンブルのサウンドが綺麗で、とてもカッコよかったです。ひと時の幸せ~



  サイン会は、けっこう一人一人長くしゃべっていたり、絵入りのユニークなサインをしてくれるので、サービス精神旺盛な方達です(*^▽^*)。
ソプラノのルフィリアートルさんなど、覚えていてくださって、今回は舞台で裸足ではなく、ヒールは履いていました(^-^;。2年後にまた来るからね!と言われました。デュメストルさんは最後までモテモテでした



 日が落ちるのも早いので、イルミネーションも観れました