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2011-08-16 | ニュース 社会

高田松原の松の護摩たき、成田山に抗議100件

●東日本大震災の津波で倒れた岩手県陸前高田市の「高田松原」の松の一部を、千葉県成田市の成田山新勝寺が9月25日の護摩木祈願で使う方針を示したことに対し、16日昼までに、同寺に抗議が約100件寄せられていることがわかった。同寺によると、護摩木祈願では松の表皮を削って角材に加工したうえで使用する。これに対し、地元や首都圏の住民などから「放射性物質の影響が心配される松を燃やすことは許されない」などとする抗議の電話が相次いでいる。新勝寺は松が到着後、専門機関で放射性物質の検査を行い、微量でも検出されれば燃やさない方針。高田松原の松を巡っては、薪()の表皮から放射性セシウムが検出され、「京都五山送り火」で燃やす計画が中止になった。

YOMIURI ONLINE より引用した。あの有名な成田山新勝寺がいまさら世間の目を引くために9月25日の護摩木祈願で「高田松原」の松を使うと言い出したとも思いたくはないが、これまでのところ、そう邪推したくなるような展開だ。京都の五山の送り火騒動から何も学ばなかったのだろうか。セシウムが検出された松を燃やした時のことは学者によって見解も違っているようで、初めてのことでありよく解らないというのが正直なところなのだろう。小さな子供を持つ親が敏感になるのを責めることなどできない。京都もそうであるが、新勝寺も「自ら風評被害」を広げているということに気がつかないのだろうか。特に京都のゴタゴタを見てきた新勝寺は現地に出向いて放射線物質の検査をした後に、セシウムが検出さえなければその結果を発表し護摩木とすればよかったのに、と考える。

今日の一枚も、「USJ」です。

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