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非正規教員、7人に1人 財政難で毎年増加し10万人超
まことにおかしな話だ。財政難は解るし、子供の数が徐々に減ってくるのも事実だろう。しかし正規採用の教員と常勤講師や非常勤講師との「子供を教える能力」には差などないだろう。むしろ組合に守られた公務員という立場の正規の教員のほうが進歩していないような気がするが。
●各地の公立小中学校で、正規採用の教員ではない常勤講師や非常勤講師が増え、昨年は約10万5千人と全体の15.1%を占めた。文科省は、1クラス40人を標準とした学級編成を01年から都道府県レベルで弾力化。続いて06年には市町村も、自前で教員を雇えば少人数学級にできるようにした。また04年、教員給与の半分を負担していた義務教育費国庫負担制度を緩め、国の計算した総額内なら、給与や人数を自由に決められるようにした。自治体側は人件費を抑制する動きを加速させ、非正規の採用が拡大した。昨年は約10万5千人と全体の15.1%を占めた。文部科学省の調査でわかった。
朝日新聞の記事から引用した。この問題は学校の先生だけでなく、自治体職員など公務員全体にいえることだ。正規に採用されている立場の人間からはおそらく声は上がらないだろうから、やはり議員の仕事か。同じ仕事をしている限りは同じ給与体系じゃないと、おそらく働く意欲もわいてこないだろう。一所懸命にやっているように見えるのは、就職難で今の職を失うのが怖いからに過ぎない。
今日の一枚も、「秋の景色」です。