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「狡するもの」は許さない。

2011-12-06 | ニュース 社会

保険料滞納、総額2億9千万円…差し押さえへ

●熊本市は5日、保育料の滞納に対し、児童福祉法に基づく財産差し押さえに初めて乗り出す、と発表した。9日、支払い能力がありながら滞納を続けている48世帯(計約2680万円)に予告通知を出し、19日までに納付が約束されない場合は来年1月中旬に預金などを差し押さえるという。市保育幼稚園課は8月、子供が在園している世帯で、2010年度までに滞納経験があり、今年4~6月分を滞納している74世帯に催告状を出した。そのうち、返答がなかったり、納付の約束を守らなかったりした48世帯を対象に差し押さえを決めた。滞納額は約136万円~約13万円という。同課は「市と国の財源で運営しており、払う意志がないのであれば、財産差し押さえはやむを得ない」としている。今年3月までの滞納総額は約2億9000万円に上り、今後、卒園者を含めて世帯の特定作業を進め、順次、差し押さえの対象を広げる方針。

YOMIURI ONLINE より引用した。いい決断だ。「児童福祉法に基づく財産差し押さえ」というのがよく解らないが、裁判にかけずに差押ができるのならば費用対効果もよくほかの自治体にも広がるのではないだろうか。保育料だけではなく給食費などにも適応されるといいのだが。督促状を出したり裁判所に訴えたりと、お役所も大変だが「払う意思がないものには財産を差し押さえる」というというのは当たり前の行為だ。この問題で横槍を入れる市会議員が出てくるようであれば、市のホームページなどで取り上げその名前を公表すればいい。また差し押さえ段階で本当に払えない家庭もわかるだろうから、その家庭には福祉の光を当てればいい。「狡するもの」は許さないという市の姿勢は全国から多くの賛同を得るに違いない。

今日からは「今年の紅葉」です。

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