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不謹慎な物言いをすれば…

2011-12-26 | ニュース 社会

顔にぬれタオル、入院患者が死亡 見舞いの父親、姿消す

●25日午後10時40分ごろ、三重県四日市市山田町の小山田記念温泉病院から、「患者がぬれタオルをかけられ亡くなった」と四日市南署に通報があった。同署員が駆けつけたところ、意識不明で入院中の無職奥村貴徳さん(35)が死亡していた。同署は、殺人事件として捜査を始め、直前まで見舞いに来ていた奥村さんの父親(69)が事情を知っているとみて捜している。同署によると、奥村さんは低酸素脳症で2004年6月から入院しており、意識がない状態だった。25日は午後7時半ごろ、父親が1人で病室に見舞いに来ているのを看護師が確認しており、午後8時20分ごろ、看護師が顔にぬれタオルをかけられた奥村さんが死亡しているのを見つけたという。病室は4人の相部屋で満室だった。父親は行方が分からなくなっているが、父親が書いたと見られる遺書のようなものが見つかったという。同署は、司法解剖をして死因を調べる。

asahi.com より引用した。昨日は壮絶な自殺の記事を紹介したが、今日の記事もまたある意味では壮絶な事件だ。おそらくは遺書らしきものを残して行方をくらました父親の犯行だろうが、なんだかやるせない話だ。不謹慎な物言いをすれば「うまく命が断てますように」と願うばかりだ。それにしても低酸素脳症で7年以上も意識のない患者を病院や担当の医者はどのようにしようというのだろうか。それをどのようにこの父親に伝えていたのだろうか。そうしたことが知りたいと思う、事件だ。

今日の一枚も、「万博公園ライトアップ」です。

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