中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

今学期の外国籍教員としての仕事・研究など

2013年09月01日 01時32分23秒 | 中国での外教職に関わること
9月2日(月)から中国で勤務している大学では新学期が開始。
それにあわせ、8月26日の週から大学教職員の仕事は始まっています。

私は今学期の授業が4科目、授業の曜日は火・水曜に集中しました。

実際に教える科目は、
1、卒業論文(4年生が対象)
2、日語作文(3年生が対象)
3、日本文化論(2年生が対象)
4、日本語会話(2年生が対象)

この他、四年の学生が卒論題目を決めた後、教員が自身の専門と関わりのある学生を選び、卒論ゼミを実施します。
(学生が卒論指導教員を選択するのではなく、教員が学生を選ぶのが中国の大学では一般的)
大体、一人の教員が3‐5人の学生の卒論を指導するのが例年の傾向です。

授業科目はともかく、これだけ授業数が少ない学期は中国に来て初めてです。
ですから、授業以外は授業準備、学生交流、自分の研究活動に有効に充てるつもりです。

なお、中国語の会話がまだまだ弱いので、練習のため週一で中国人大学院生に会話レッスンをお願いしました。
これは早速今週から始めていますが、大学院生は日本語は全くと言っていいほど話せません。
日本語科の学生とこれをやると日本語を使ってしまうので、敢えてこういう形式にしました。

また、10月には山東省済南にある大学で開催される国際シンポジウムにお誘い頂き、報告させてもらうことになりました。
私は山東省へ行くこと自体が初めてなので、どんな地域・大学、そしてどんな食べ物があるのか今から非常に楽しみです。
報告題目・報告要旨をまだ送っていませんが、第二次大戦以降の日中間の民間外交に関わる内容を報告予定です。
日中関係が難しい時期だからこそ、民間外交の日中関係史に関して報告することに意味があると信じます。

なお、日本での学会報告の予定は現時点ではないので、今学期は中国での資料調査を進めようと考えています。
中国にいる間に、上海・北京・他の地域の档案館を巡り、档案を可能な限り収集しておきたいものです。


…あ、一つ書き忘れていました。
本日、中国のアマゾンで体重計を購入しました(苦笑)
上海に来てからどうも体重が増え気味なので、それを自律的に管理するためです。
そのための運動も毎日継続してやれているので、頑張って続けたいものです。

「頑張れ!」…、と20数年前の私が言ったとか言わないとか。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿