中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

とりあえず更新・・・サッカー

2012年05月29日 00時17分59秒 | とりあえず日記
今日は外国学部の学生達とサッカーをしました。
15時半から17時半頃までずっと…
学生達、本当に元気です。。

次回の試合は、今週の木曜日だそうです。
学生の皆さん、またやりましょう!



後半、あまりの暑さに後方のGKに回りました(苦笑)


これは試合前の、練習の様子



なんとか博論修正の目途が立つ・・・

2012年05月27日 04時49分09秒 | Mの研究活動や成果
<夕食シリーズ第二弾! 今夜は良く行く上海体育場近くの日本料理の食堂へ行ってきました。>

ふー、今日も明け方まで作業をすることになりました。
もう外では小鳥たちのさえずりが聞こえ、空は白み始めています。

そして、何とか博論の修正個所も9割以上が終わりました!
これから寝て、その後、大学の方の仕事をしようと思っています。
空き時間は、最近あまり出来ていない中国語学習に充てようと。
夏休みに遅れた中国学習を取り戻そうと計画中です。


とにかく博論修正の目途が立って何よりです。。。
5月7日の口頭試問からここまで、何だか本当に長く感じました…。
とにかく少し気持ちが楽になったのを感じている私です。

とはいえ、まだ提出までに数日の猶予があります。
ですから、そこまできちんと出来ることをやりきろうと思います。

これまで研究に協力、支援してくれた方への感謝の気持ちを込めて。
多くの方の御助力なくして今の状況は絶対にありません。
それを忘れずに、残りの作業を淡々とやっていくだけです。

深夜は研究のゴールデンタイム

2012年05月26日 03時21分35秒 | とりあえず日記
<アパート近くのレストランにて夕食をとりました。何故か今日は油っぽい料理ばかりを頼んでしまいました…>

今、周りは静かです。
音はパソコンのキーボードを叩く音、時折、椅子の軋む音のみ。
そして、集中して論文に取り組むことが出来ます。

今日は起きてからずっと頭の中は博論をどう修正するか、これだけ。
そして、書こうと思ってもかけず、ついに夜に。

食事に行き、書こうと思ってもなかなか思うように書けず…
そして、夜12時過ぎて急にエンジンがかかりました(苦笑)
結局、気づくと時間は深夜3時過ぎになっていました。

私はどうしてもこの時間でないと集中出来ません。


“深夜は研究、いや論文執筆のゴールデンタイム!”


それを今、実感しています。
結論部分がほぼ修正し終わり、あとは論文の部分修正が数箇所残っています。
が、それも明日中に終わらせたいと思っています。
早めに終わらせて、もう一度読み直すなどの作業をしておきたいので。



なお来週月曜は、日本語科のJ先生の代講で英語科の学生に日本語を教えることになっています。
恐らく、日本語はそんなに話せないと思うので、授業では学習中の中国語を使う予定です。

そして、同日夕方16時からは新校舎にてサッカーの試合に参加する予定です。
外国語学部 対 生物工学?学部 との試合があるそうです。
場所は、新校舎の運動場

…ですが、最近ずっと運動不足で動けるか心配です。
ま、怪我だけはしないように気をつけます(笑)

寝る前の一言

2012年05月23日 01時16分40秒 | とりあえず日記
今日も終わりました… 一日が。
10時過ぎから授業準備、四年の卒論の修正をしていたらあっという間にこの時間。

明日、明後日は新校舎での授業が共に丸一日入っている為、そろそろ寝ます。
明日夜、日本語科学生達主催の活動もあるそうで、そちらにも参加することになっています。
そして、明後日夜は二年生達との食事会が予定されています。

空き時間に外教研究室で博論修正を行い、何とか今週末までに8割以上終わらせたいです。
いや、終わらせます!

私のブログを読んで、直接心配して声をかけてくれたり、携帯にメッセージをくれたり、
或いは、果物をくれたりした学生達がいました。

皆さん、本当にありがとうございました・・・。
私はかなり嬉しかったです。

それではお休みなさい。


気持ちはぶつけ合うことで理解出来るか?(in中国)

2012年05月22日 00時36分43秒 | 現代の中国社会
<空いた時間を使って中国語授業の予習、復習も行っています。ですが、こちらはなかなか集中して取り組めていません…>

今夜の三年生日本語コーナーは、いつも以上に盛り上がり、大変楽しかったです。
最近疲れ気味の私でしたが、学生の皆さんのおかげで元気をもらいました。
学生の皆、どうもありがとうございました。

6月の小旅行の日程・行先も決まって、一安心。
後は、楽しい楽しい学期末試験を乗り切って下さい(苦笑)


さて、今日は日頃感じている中国人のコミュニケーションについて少し感じたことを書きたいと思います。
中国の大学に籍を置きつつ、日頃学生達と話しているとよく彼らのコミュニケーションの特徴が理解できます。
そうした中で、中国の学生達のコミュニケーションの一つの大きな特徴と感じているのは、

「徹底して相手に向い合い、自分の意見を相手にぶつけようとする」

姿勢だと思います。
要するに、相手に自分のすべてをぶつけ、そして相手にもそれを望むというコミュニケーションです。
当然、一人一人の相違はあるのですが、日本人と比べるとはるかにこうした姿勢が鮮明です。

逆に、日本人の私などは自分の全てを相手にぶつけるなどは稀で、相手のそうした態度も望んでいません。
むしろ、なるべく相手の様子などを見ながら、そこから相手の意図や本音をくみ取り、理解しようとします。
つまり、言葉や態度で何でも表現することは好まず、様子や雰囲気から理解しあうことを重んじるのです。
日本人が「空気」の変化に敏感なのはこうしたことも関係していると思います。

一方、中国人から見れば、時には言葉や態度が淡白で、「相手に真剣に向かい合っていない」と感じられるかもしれません。
でも、実際は全くそんなことはないのです。

頭の中では様々なことを考えすぎな位、あれこれと考えているのが日本人なのです。
ただ、それを実際の言葉や態度に出すのが苦手なだけなのです。
または、それを積極的に表現することを美徳としない考えもあると思います。
現に、私も何でも全て言葉や態度にして表現するのではなく、様子から察して欲しいと感じる方です。

「これは言わなくても分かってほしい」

と、ついつい思ったことは何度もあります。


ですから、日本人も中国人も相手に真剣に向かい合おうとしているものの、その表現・態度が異なるだけなのです。
そこをよく理解して、相手の国の人と向かいあうことでより円滑なコミュニケーションが図れると私は思います。

「自分達のスタンダード」から相手に迫るのではなく、「相手のスタンダード」を理解した上で相手と向かいあうことで、
真の異文化理解は可能になっていくと私は思っています。

女性の第六感?

2012年05月20日 22時49分40秒 | Mの研究活動や成果
話題がここ数日は論文や研究のことばかりですみません。
今回、仕事をしながら論文執筆をしていて良くわかったのですが、


…やはり、しんどいです。


正直に言って…今だけは。

というのも、論文執筆(正確には、修正なのですが)は、どっぷりとその世界に入り込む必要がある為です。
特に私の場合、明らかにそうしないと論文を書き進めることが困難です。

ですので、平日は授業やその準備、また学生との交流、その他の仕事があると、
なかなか論文の世界に入り込む時間がとれずに正直頭を抱えていました。
また、それ以外にも頭を使わせる不測の事態が起こることもあります。

実際に、こういう時に何故かそんなことが連続して発生するものです。


そうした生活の中で、精神的に参ってきているのを感じていた今日この頃でした。
食欲はあるのがまだ救いですが、精神的に疲れているせいか朝起きるのが相当きつい時があります。

「今、結構きついな…。」

と感じていた今夜、突然、私の携帯電話が鳴りました。
相手は母でした。

「何か気になって電話したんだけど… 元気にしている?」

と母の声。
母からの国際電話はめったになく、いつもはスカイプで連絡をとっています。
ですから、こういうタイミングで突然、電話がかかってきたことに驚きました。

基本的に母には私から愚痴を言うことは少なく、心配をかけないようにしています。
ただでさえ、私の下には兄弟が三人いて彼らの日々の悩みなどを聞いているようなので(苦笑)
ですので、疲れていても明るい話題、前向きな話を母にはしています。
そして逆に、困ったことは父の方に可能な範囲で話すようにしています。

ですが、今日だけは「きつい」ということを母に漏らしてしまいました。
今は少しそのことを後悔している私です。
でも、同時に有難い気持ちにもなりました。

というのも、母が電話の最後に、

「もし疲れたときは、相手に「ありがとう」という言葉を言ってみたら。」

と教えてくれたからです。
自分がいっぱいいっぱいで、大変な状態の時、それを相手に理解して欲しいと感じます。
または、自分の立場からのみ物事を考えがちです。
ですが、その状況を相手が理解してくれず、それが原因でまた感情的になるのが人間です。
そんな時は、逆に相手の側に立ち、相手に感謝できることを探し、言葉にすると良いそうです。

具体的に、「ありがとう」という言葉をかけていくと気持ちが以前よりも楽になるとか。
そんなことを私に教えてくれました。

また、父が毎日のように何か私を励まそうとスカイプにメッセージを書いていると教えてくれました。
慌ててそれに対する返事を書いて、父にもお礼を書きました。


日本と中国で別々に暮らしている私と両親ですが、不思議とどこかでつながっているようです。
そして、こういう私の置かれた状況を誰よりも理解してくれる存在があることを有難く思いました。

母のアドバイスを早速実践してみるつもりです。

日本での学会報告に関して

2012年05月19日 10時40分59秒 | Mの研究活動や成果
<先日の木曜日、日本語コーナーの時間を使って学生達と食事をしながら交流をしてきました。やはり大勢で食べると美味しいです。>

外はあいにくの雨。
でも、私の部屋から見える運動場ではサッカーの試合が開催されています。
久々にミニサッカーではなく、11人対11人のサッカーの試合がしたいです。

そういえば、昨日二年のH君から電話が来て、サッカーの試合の誘いを受けました。
生物工程学部と外国語学部の練習試合が来週月曜日の昼にあるというのです。
公式試合ではない為、そこに一選手として参加してほしいとのことでした。
…ですが、その時間は別の仕事が既に入っていたために断りました。


さて、先日、私の指導教官からある学会の自由報告に関する連絡(誘い)が来ました。
今年12月に開催される学会の全国大会が、私の所属する千葉大であるというのです。
ちなみに、私は論文は数本学術誌に発表しているものの、学会報告は一度しか経験がありません。
それは、博士一年の時に中国に来たことが大きく関係しています。

仮に私が日本にいる身なら絶対に手を挙げて、報告機会を得ようとするでしょう。
しかし、上海にいて、かつ、その時期にはまだ大学の学期中で仕事もあります。
学会報告の準備は出来るとしても、一時帰国の費用は自腹、また、前後は仕事が出来ません。
ですので、行きたい!と考えつつも少し躊躇しています。

なお、上海にも歴史系学会はあるのですが、率直に言って日本の方が総合的に勝っています。
(もちろん、中国に優れた歴史研究をしている学者がいるのを私は知っていますが)
ですから、中国で行われる国際学会のような規模でない限りは、報告する予定はありません。
なるべく、日本で報告機会を得て、今後は発表をし、有益な意見をもらいたいと考えています。


…こう考えると、やはり日本へ無理をして帰ってでも報告をすべきですね。
最終的な答えはこれしかないと思っています。

大学から一時帰国の航空券が何度も支給されたら便利なのですがね…
ま、そのような立場になる為にも今は研究実績を積み上げるしかありません。

研究、仕事、語学学習、その他のあれこれ…

2012年05月16日 00時59分00秒 | Mの研究活動や成果
<仕事の合間に博論の手直しをせっせと進めています。今日も午後はその作業に費やしました。>

ここ数日は非常にやるべきことが多い一方で、課題が明確になり充実しています。

その中で、何より一番の課題は、5月31日(木)までに大学院へ提出する博論の手直し作業です。
これは書き上げたら、それを日本へメールで送ることになっている為、それで実質的に作業は全て終わりです。
当然、日本へ帰り、改めて提出する必要もありません。
(代理提出して下さるTさんありがとうございます)

それが無事に終われば、後は大人しく上海で結果を待つのみです。

授業、その準備、他の仕事は、その間にも博論作業と関係なくあります。
また、月~金までの午前は中国語授業にも参加しています。
(水、木は私の授業があり、欠席していますが…)
中国語授業も予習復習が欠かせないので、毎日勉強時間が必要です。

そんなわけで実質的には、土日のみが研究日です。
場合によっては、その内、一日だけしか研究日にならない場合もあります。


そうした状況の中で博論を手直ししている為、非常に課題を絞って進める必要があります。
ですから、常に頭を使う場面が多く、かつ、順調に進んでいるので充実しているのでしょう。


忙しいからこそ、イライラすると逆にさらに疲れるので、なるべくプラスの良い感情で過ごそうと心がけています。
泣いても笑ってもあと約二週間で博論の全ての作業が終わりです。
だからこそ、この残りの期間を精一杯過ごしたいと思います。

まずはとにかく、最後までガムシャラに取り組む姿勢を忘れないようにしたいです。
そして研究を楽んで、ここまで多くの人に助けてもらって来られたことへの感謝の思いを忘れずに。

それだけを考えてやりたいと思っています。


今日は母の日

2012年05月13日 22時53分10秒 | とりあえず日記
<日本から持って帰ってきたお土産の梅干し。最近ははまって毎日食べています。>

5月の第二日曜日は日本では母の日です。
今住んでいる中国もそうです。
一方で、母の日が5月第二日曜日でない国も多いのですが。


私は先日、日本の実家へ帰った際、少し早目の母の日のプレゼントをしました。
はやいもので、あれから一週間が経とうとしています…
プレセントといっても、様々な色のカーネーションを束ねた花束ですが。
当日、私の家に遊びに来ていた祖母にも同じものをあげました。


…あのカーネーション達はまだ元気に咲いているのでしょうか。
いや、きっとまだ元気なはずです。

とりあえず、今日までは頑張って咲いていて下さい。
明日以降はもう枯れてもいいですから。。。

どうかよろしくお願いします。

千葉大との協定のこと

2012年05月11日 21時39分57秒 | とりあえず日記
<大学一年生達が先週末、南京へ小旅行をしてきたそうで、お土産をもらいました。謝謝!>

先週、Mは博論口頭試問で日本へ帰りました。
その時の様子は簡単にですが、前回の記事等で書いたと思います。

実は3月以来、私には一つ気になることがありました。
それは3月初旬に締結された、上海の現在の勤務校と千葉大との協定の件でした。
当日は学部間協定が締結され、千葉大文学部長の講座も開催されました。
ですが、その後、双方ともに大学の業務が忙しく、話がそのままになっていました。

せっかくの学部間協定ですが、現実的には、学部間協定ではアクションが起こしにくいのです。
アクションとは、学生同士を双方の大学や大学院に留学させることや、共同研究の実施などです。

ですから、一度締結した学部間協定から全学間協定へと再度締結をする必要がありました。


せっかく日本へ帰ったので、文学部長に事前連絡をとり、学部長室で会う時間を割いて頂きました。
その二時間後には博論口頭試問が予定されていたので、どうも気分は落ち着きませんでしたが(苦笑)
Y先生のお話では、有難いことに既に全学協定の話を進めてくれていました。
夏までには、千葉大学長へ他の学部長等とこの話を持って行く流れとなっているとのこと。

「今年夏には双方の全学協定が締結される見通しであるので安心してほしい。」

との言葉を聞いた時は、上海の大学生たちの顔が浮かびました。
学生達の中で誰かが現実的に千葉大へ留学機会を得られる可能性があると感じたからです。
もちろん、協定の内容は今後検討されるものですが、早めに留学可能なように働きかけたいです。

現在の勤務校では、実質的に日本の関東圏の大学へ留学をすることはできません。
まだ、そうした全学協定を結べていないからです。
ですが、常に彼らを見ていると、そうした留学機会を与えればまだまだ伸びしろを持っていると感じます。
ですから、そんなチャンスをなるべく与えたいと思っているMです。


そうした双方の仲介役として、今後も少しでも尽力していければと考えています。