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中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

中国で日本語文献・資料を読むなら北京、上海はダントツ

2014年11月30日 00時52分06秒 | 現代の中国社会
先日、大学院生達と一緒に山東省図書館へ行ってきました。

山東省図書館
http://www.sdlib.com/

事前にネットで色々と調べていったのですが、ネット情報では日本語文献は「日文图书1万余册」と出ていました。
また、「山东省图书馆(略)是中国十大图书馆之一」と出ていて、なかなか期待出来ると意気込んで向かいました。

済南大学からはバスを乗り継がないといけないので、私の大学からは所要時間は1時間半ほど。
山東師範大の院生達と待ち合わせ、そこからだとバスで約30分で着きました。

構えはいかにも「中国十大图书馆之一」という感じで立派な建築でした。


中に入ると、まずは荷物をロッカーに預け、それから筆記用具などだけ持って各図書室に入室できます。
中国人は身分証、外国人の場合はパスポートを持っていくことを忘れずに。
館内は暖房が入っているので、冬もそれほど済南の寒さを気にせずに読書ができます。

ネットから頂いた館内の写真。



さて、肝心の所蔵文献・資料についてです。
ブログタイトルからもお分かりのとおり、結果は散々でした(涙)
まず、日本語文献は確かに「1万余册」あるのでしょうが古いものばかり。
どれも10-20年以前の本ばかりで、最新の研究成果を知るのはまず無理でしょう。
また、辞典類もありますが、同じく古いものばかりでした。

次に、日本語の新聞ですが、これは司書さんに聞くと「没有(ありません)」との返事でした。

そして、日本の学術雑誌に関しても全くないに等しく、その中でなぜか『東洋経済』だけが揃っていました。
しかし、歴史系の『歴史学研究』、『歴史評論』、『日本史研究』、『史学雑誌』などといったものは皆無でした。
(歴史に関係するものといえば、『東洋学報』のみが所蔵)
なお、日本の雑誌より、韓国系の学術雑誌と思われるものは比較的数が多いようにも感じられました。

時間の関係でほんの数時間しか滞在していないので、完全に状況を把握できたわけではありません。
ただ、以上のような状況でしたので、正直、今後、わざわざ日本語の文献や資料を求めて、山東省図書館へ行く機会はないでしょう。


今後は、あそこの中国語文献・資料で研究に使えそうなものを探していこうと思っています。
恐らく、中国語のものなら、研究に関係する相当な数の文献・資料が読めるはずですので。
何しろ、「中国十大图书馆之一」ですから(苦笑)

しかし、最新の日本語で書かれた研究書、或いは、関係資料がほぼ読めない環境にまた戻ってきたのは認めないといけません。
ここは以前暮らしていた上海とは大きく違う環境であることを改めて実感しました。

やはり、中国でまずは北京、次に上海の図書館はダントツの本の所蔵量を誇っています。
山東省図書館になると、確かに中国ではよい図書館なのですが、北京国家図書館と比べると三分の一、上海図書館の半分程度しか本がありません。
加えて、最新の研究書などは北京、上海の順で流れているので、やはり北京か上海でないと日本の研究状況を正確に把握することは無理でしょう。

ですから、現在の私にとっては日本への帰国期間がこれまで以上に重要になってきました。
よく考えれば、上海にいたときよりも、日本では日本の研究書、資料購読や分析、中国では中国語文献、資料の分析に専念というように、研究のターゲットが絞りやすくなったとも言えます。

ま、そのようにプラスに考えて研究を進めていこうと思います。
実際、上海の時より、トータルで見ればプラスとなっている面が多いのも事実ですし。
どこへ行っても良い面を見ていけばいい、そう考えていれば何とかなるもんです。

ここ数日、山東済南市でのこと(久々の更新)

2014年11月26日 23時01分31秒 | とりあえず日記
11月22日(土)
午前6時半、バスに乗り、山東師範大学へ。
隔週で開催される日本語コーナーに参加するため。
なお、このコーナーは参加する日本人、中国人学生が今学期どんどん増えている。
終了後、昼食を学生達ととり、その足で皆で泉城広場で色々と買い物。
夕方、部屋に戻って論文執筆。
夜は家族とスカイプ。


11月23日(日)
午前は授業(日本語第二専攻の学生対象)。
まだ学習歴は三ヶ月だが、上達しているのが実感できて嬉しい。
授業は部屋に戻り、仕事(授業準備)の続きをし、読書も。
夜は色々重なって疲れたため、早めに就寝。


11月24日(月)
この日は授業が3コマ(90×3)
それにしても、四年生は学生個々の日本語レベルの差が激しいのに驚かされる。
二年生でも日本語発表をしているのだが、四年でもほぼ中国語でないと発表できない学生がチラホラ…。
同時に、これは教える側の責任でもあるので、私自身ももっと頑張る必要があるが。
ともかく、一・二年時できちんと勉強しておかないと、その後が伸びにくい。
授業後は二年の学生達と食堂で夕食、暫く歓談。
素朴でいい学生達。
夜は部屋で研究書購読など。


11月25日(火)
この日は授業が3コマ(90×3)
来週、済南のNEC支社の人事部長を呼んで、就職講座を開催することが決まる。
(正式には、済南のNEC現地法人)
早速、大学側や学生達に連絡をする。
夜の授業を終えて帰宅し、論文執筆。


11月26日(水)
この日は午後の授業のみ。
午前は研究書購読にまるまる充てる。
同時に、この冬休みの研究計画を考え始める。
今回は冬休みの前、中国で資料調査をしてから帰国しようかと計画中。
問題は「紹介状」がきちんと出るか否か、である。
授業後はすぐに帰宅し、今まで論文執筆。

明日は山東師範の院生達と山東省図書館へ出かける。
帰りに、済南の歴史建築を見てこようと思っている。

少しづつ進みつつある「日本事情」テキスト出版の道

2014年11月21日 22時12分18秒 | 中国での「日本事情」テキスト出版
先月末(26日)、山東省済南市の山東師範大学にて開催されたシンポジウムにて、研究報告をしてきました。

シンポジウム名:第一届中日研究生学术论坛:人文・社会・经济
论文题目: 現代中国における大学生向け「日本事情」テキストの分析 -そこから見えてくる日本像-


なお、シンポジウムに関して書いた記事は以下。

前回の記事(シンポジウムで研究報告をします(山東省済南で))
http://blog.goo.ne.jp/mimutatsu1008/e/53098d84f93316aecc2814274b09f019


当日の様子を紹介すると書いていながら、その後、その模様を全く触れていませんでした。
ですから、今回は簡単に当日の模様を紹介したいと思います。

まず、上記の報告ですが、15分というかなり限られた時間でありながら、無事に終えることができました。
(毎回思うことですが、中国の研究発表は報告+討論時間が短いので十分な議論ができないことが多い)

有難いことに、報告後、会場の研究者から、報告時間を超過しても止まないほど様々な御質問を頂きました。
また、シンポジウムの後、私の報告会場で司会をして下さった一人、安徽大学のL老師から声をかけられました。
彼もまた、我々と同じように「日本事情」教育の革新が必要だとの問題関心を持っていたとのことで、
『「日本事情」出版のプロジェクトにも積極的に参加させてほしい』と積極的な反応を頂ました。

我々としても、中国人の研究者と一緒にプロジェクトを進めていきたいと思っていた矢先だったので、
まさにタイミングはドンピシャリでした。
早速、プロジェクトメンバー全員に連絡を取り、この件を伝えたところ、皆喜んで迎えたいとの反応でした。
そのため、すぐにL老師に連絡を出し、「可能な範囲での共同研究」をお願いしたいとお伝えしました。

L老師からもすぐにお返事があり、非常に積極的に協力したいとの様子でした。
今回のシンポで、積極的に参加してもらえる中国人のプロジェクトメンバーを得られたことは非常に大きな成果だと思います。
今後はどのような形で協力をして頂くのか、他のメンバーとの相談が必要ですが、上手に協力して進めていきたいものです。


現在は年明けに発表する共著論文を書いているところで、それも今月末には仮完成の予定でいます。
その後、今年末頃を目安に、実際の教科書項目の構成案を各自メンバーから出し合うという流れになっています。
そして、年明けには日本で構成案を持ち寄り、実際の教科書構成案を決定するのが、現時点での計画です。

大学の方ももう少しで学期末試験なので、それが終われば研究天国が始まります。
そこまでは少し忙しくて大変ですが、何とか頑張っていこうと思います。

日本へ留学していった教え子達(全員が院試合格!)

2014年11月14日 23時18分11秒 | 日本への留学までの道のり
このカテゴリー(日本への留学までの道のり)の記事を書くのは久しぶりです。
今日はここで、一つ嬉しい結果について書かせてもらいたいと思います。


私は現在、山東済南市の大学で勤務していますが、今年7月までは上海の大学におりました。
そこでは大学卒業後、日本へ留学を目指す学生が毎年数人おり、私はそのお手伝いを積極的に引き受けてきました。
(詳しい「お手伝い」の内容について関心のある方は、過去の記事を読んでいただければと思います)

先日、その「お手伝い」をした学生達から立て続けに連絡が入りました。
連絡をくれたのは計3人、いずれも去年から今年夏まで留学関係の指導をしてきた学生でした。
メールの内容はいずれも「合格」したという報告と、私の指導に対するお礼でした。
このうち一人は、2千文字を超える長文のお礼を送ってくれました。
そこには、本当に嬉しい気持ちと、深い感謝の思いが感じられました。

学生達は一人が東京外国語大学で日本語教育、一人は早稲田大学で政治外交史、最後は同志社大学で社会福祉を専攻します。
ちなみに、彼女達はいずれも皆、研究生試験でなく、大学院生試験に合格しており、来年4月から大学院生となります。
特筆すべきは、彼女達が指導を受ける研究者が、その専門では大家とされる研究者ばかりであるということでしょう。
(なお、この指導教官選びにも、彼女達の意向を聞きつつ、私も積極的に関与しました)

ですから、私の勝手な希望としては、将来この中から研究者の道を歩んでいく教え子が出てくればなと思っています。


指導した立場としては、まずは合格して日本への留学を決めてほしかったので、正直、一安心しました。
そして、指導した学生が誰も失敗せずに、全員合格したことに大きな喜びを感じました。
今回の結果を得たのは、何より彼女達の頑張りによるものが大きいです。
また、日本留学という道を選択させてくれたご両親の支援も大きいと思います。

Pさん、Lさん、Wさん、本当におめでとうございました!


なお、話しは変わりますが、去年夏に私が提案し、話しを進めていたアジア経済研究所図書館と千葉大学図書館との連携協定がまとまりました。
先日、アジ研の図書館長からメールが入り、両図書館の連携協定が締結されたことを知りました。
これにより、今後、千葉大学の学生・教員はアジ研図書館の資料を個人貸し出し可能になりました。
研究でアジ研の資料を使う学生・教員も少なくないと思うので、大変有意義なことだと思います。

迅速に動いてくださった館長の村井様、このブログにて重ねてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。


先週は去年色々行っていた仕事や取り組みが実になったことを知った、嬉しい一週間でした。



二年半ぶりの日中首脳会談(中国での反応)

2014年11月11日 00時56分30秒 | 中国の政治、経済
昨日、喜ばしい以下のニュースが流れました。

安倍晋三首相は10日昼(日本時間10日午後)、中国の習近平国家主席と北京の人民大会堂で会談した。
日中首脳会談は2012年5月に当時の野田佳彦首相と温家宝首相が行って以来、約2年半ぶりで、第2次安倍内閣では初めて。
安倍首相は沖縄県・尖閣諸島を含む東シナ海での偶発的な衝突を防ぐ防衛当局間のホットライン設置など「海上連絡メカニズム」の早期運用開始を提案。
両国が「戦略的互恵関係」の原点に戻って関係を発展させるよう呼びかけた。
(毎日新聞 11月10日(月)13時5分配信  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141110-00000039-mai-pol)


昨日、二年半ぶりに日中首脳会談が北京で開催されました。
2009年以降、ずっと中国で暮らしている立場としては、ここ数年の日中関係の悪化は多方面で支障が出ていました。
また、どちらの国民もこうした状況を望んでいないと言えるでしょう。
ですから、まずは関係改善の一歩を踏み出したという意味で大いに喜ばしいことと考えています。
さらに、危機管理メカニズム構築による不測の事態回避を両首脳が確認しあったとされていますが、これも非常に意義あることと思います。


このニュースに対する中国での反応ですが、当然と言うべきなのでしょうが、やはり喜ばしいと感じている人が多いようです。
例えば、本日、私が勤務する大学校内ではこんなことがありました。

午前の授業をしようと、教室へ向かう途中、大学事務員の男性(50代位)と会いました。
その方は私を見るなり、「中日の首脳会談が北京で行われましたね。」と嬉しそうに中国語で話しかけてきてくれました。
彼は日中首脳会談について少し話した後、日本の歌(北国の春)を少しだけ歌ってくれ、それを聞いた私も何か嬉しくなりました。

また、本日の授業では日中首脳会談が行われた、APECの会議について紹介してくれた学生達がいました。
昨日の首脳会談について触れると、多くの学生達の表情はやはり嬉しそうで、明るい笑顔が印象的でした。

なお、中国のネットで関係する記事を探すと、やはり日中首脳会談について注目度が高いことが伺えます。
例えば、APEC会議について集中的に報じた公式ページでは、「焦点新聞」の冒頭に日中首脳会談のことが掲載されています。
こうしたことからも、日本と同様に、今回の会談に対する中国側の注目と期待がうかがわれます。
(http://sh.qihoo.com/zt/apec2014/index.html)


もちろん、既に各ニュースが報じているとおり、楽観的にばかりも見ていられないのも事実です。

1 「歴史問題」(特に、靖国) 2 「領有権の問題」

この二つにおいては、現時点ではお互いの主張が一致していないことは明らかです。
よって、今回の会談直前に両国の立場が衝突しないような「妥協」文案が提案されたことで、今回の会談が実現した経緯があります。
ですから、上記二点は今後も常に焦点になる可能性が高く、火種は残されたまま、ひとまず一歩を踏み出したと考えるべきでしょう。

ただ、私から言わせれば2010年、2012年と最悪の日中関係が状況下であった頃を思えば、本当に幸せに感じます。
そんな気持ちが伝わったのが、今日の済南は久々に暖かい陽気で、太陽の日差しが眩しい一日でした。
この首脳会談を機に、両国関係が前進していくことを願ってやみません。

献本のお礼(木村千恵子『占領下の東京下町』日本経済評論社、2014)

2014年11月07日 22時37分03秒 | Mの研究活動や成果
今回は献本のお礼。

先日、日本の実家の両親より連絡がありました。
内容は「献本があった」とのことでした。

送って頂いた本は、木村千恵子『占領下の東京下町』(日本経済評論社、2014)。


なお、これを送ってくださったのは著者の方ではなく、この本を出した出版社社長の栗原哲也氏でした。
本の他に、栗原氏直筆のお手紙も添えられていて、「本に対する三村さんの感想をお聞かせ下さい」とのこと。
栗原氏とは2008年、私が博士課程院生になりたてで、しかも初の学会発表の際にお会いしたのが縁だと記憶しています。
当時の発表が、当時取り組んでいた建築学者西山夘三の思想と行動に関する、今振り返ればかなりお恥ずかしいものでした。
栗原氏の日本経済評論社が、数年前にその西山の自伝や関係する資料集を出していたので、
酒宴で色々とお話させてもらったのを覚えています。

ともかく、早速両親には本を中国に送ってもらい、どこかに書評論文として発表しようと考えています。
完成したら、栗原氏にもお礼としてお送りする予定です。

本を頂き、ありがとうございました。



山東省の大学生は忙しすぎ!?

2014年11月01日 22時40分27秒 | 中国の大学、大学生
山東省の大学に着任して一番感じていることなのですが、山東の大学生は授業がかなり多いです。

具体的には、毎週の専門の授業に加え、選択授業(専門とは別)と第二専門の授業が入ります。
そして、選択授業は毎週平日の夜、第二専門の授業は週末に入ることが一般的のようです。
さらに、授業の他に班ごとに定期的に集まり、専門に関する学習活動をすることも大学側から指示されています。

写真は二年生のクラスが早朝集まって、校内で音読をしている風景。
私も一緒に起きて、見学しに行ってきました。


このため、かれらは平日はもちろん、週末においても授業がびっちりと入っており、授業漬け状態です。
授業中、学生達はよく発言しますし、きちんと教師の話す内容に耳をかそうとしており、印象も良いです。

先日、私の授業で撮影した学生たちの様子(会話発表)①


こちらは別のクラスの学生達の様子(会話の発表準備中)②



確かに、幅広く勉強をするという面ではプラスなのですが、それと半面の弊害も出ているようです。
たとえば、私がこれまで中国の各大学で行ってきた日本語コーナーを行う際、その弊害が見られます。

日本語コーナーとは、基本的に日本人教員と参加を希望する日本語科学生が集まって、自由に交流する時間を指します。
こうしたコーナーは、これまで学生達の授業がない平日夜のどこかの時間を使って行い、週末は教師も学生も互いにフリーでした。
確かに、上海では第二専攻の授業をやっている学生も数人いて、土曜日だけ授業に出ているという学生もいましたが、日曜日はさすがに休みでした。

しかし、山東省のこちらの大学では選択授業が平日の夜に散らばり、第二専攻の授業が土日両方に入っています。
ですから、平日夜では日本語コーナーをすることが全くできず、結局、現在は土曜日夜に隔週で行うようになりました。

本当は毎週やった方がいいのでしょうが、何より学生が授業漬けで疲れており、毎週ではなかなか参加が難しい状況のようです。
さらに、土曜日夜にしても週末一日授業漬けの学生も珍しくなく、日本語コーナーにまで余力が残っていないというケースも。

私もこのように忙しい大学生を見たのは、中国の教師生活で初めてです。
そして、かれらを見ていると「コーナーより、週末くらいは休んでほしい」とさえ思ってしまう自分がいます。
そうした学習状況下にありながらも、隔週でコーナーを準備する学生達、そして楽しそうに参加してくる学生達はすごいなと感心しています。
そして、この活動に毎回のように参加してくれる日本人留学生の皆さんには、本当に感謝しています。

本日の日本語コーナーの様子(司会のL君が和服を発表してくれ、その後、皆さんで輪になって交流)


今日のコーナーでは、日本語科だけでなく、日本語が好きだというエジプトの留学生、第二専門が日本語の学生など、約30人が参加してくれました。
皆さん本当にお疲れ様でした!