残業代がないと

　『残業代がないと、食べていけない（生活していけない）』という人達がいるのだよね。そういう人達がいるから、日本は残業だらけに国になると思うのだが。

　残業した方が得なのだよね。残業代が出て、加算も付くから。
　『同一労働、同一賃金』というのは可能なのだろうか、と思う。残業代の方が、時間給が高いのに。

　定時に上がって、金持ちになるようには、なっていない。
　給料引き下げが違法だから。会社が儲かっている時でも、給料を上げられない。そしたら、会社が赤字の時に、給料を下げられないと言うことだから。

　『企業が、確定年金を止めて、確定拠出型年金に移行していっている』と。
　何で、自分達は、未来を確定的に言えないのに、企業には、未来を確定的に保証しろ、というのだろうかと思う。そんなことは、不可能なのに。

　女性で、出産を理由に、課長か何かの役職を下ろされたのは、不当だと言って、裁判を起こして、裁判所が、女性の訴えを認める判決を出したが。
　そしたら、若い女性は、役職に付けないように企業はするのではないかと思う。
　日本は、給料の引き下げが違法で、解雇も違法で、役職の引き下げも違法らしい。じゃあ、問題の解決方法は残業しかなくなるではないか。
　日本は、男性の家事をする時間が、世界で一番短いというが。当然の結果ではないかと思う。残業以外に、給料を上げる方法がないのだから。

　『トリクルダウン』とか言って、『金持ちが、豊かになると、貧乏人が豊かになる』という思想があるらしいけれども。『そんなの嘘だ』と言っている人達がいるみたいだけれども。
　結局、最初の発想自体を重視しないで。人の言われるまま、働いている人達が偉いみたいな。
　起業家というのは、他の人が思いつかない事を、実行しようとした人達だ、と思うのだけれども。で、彼らは、『リスクを取ったから、金が欲しい』というが、当然だと思う。彼らは、『人と違う事をする』というリスクを取った、と思う。そういう人達の事を、尊重しない、社会なんて、と思う。

　なんか、被害者であったら、善、みたいな。

　今日（１０月２２日）の毎日新聞の朝刊の記事で、『契約社員の女性で、会社の飲み会でセクハラされた。みんな、笑っていた。女性社員は、４人しかいなかった。その女性は、その後、鬱になって、今は働いていない』みたいな。
　典型的な、『誰か、私の代わりに言って』だな、と思う。
　女性だったら、女性の味方をしないといけないのかなと思う。

　解雇も自分一人だけだったら、辛い。だけど。大勢の人が一緒だったら、辛さも和らぐかも知れない。裁判だって、起こしやすくなるしね。一人で裁判を起こすのは、辛いが。集団で裁判を起こすのは、楽だから。

　自己責任を求めるのは、辛い。会社が、悪いせいにするのは、簡単だ。

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