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医療と福祉は違う

2021-10-04 11:39:22 | Weblog
 医療と福祉は違う。  (2021年9月30日)

 私の祖母が、介護施設に入っていて、最後認知症みたいなのになったけど。
 で、それから、1年後とかに亡くなったけど。

 認知症みたいなのになって、家に帰れなくなった時に。
 介護施設で、お好み焼きパーティーがあって。
 私の親が、『お好み焼きを沢山食べていた。毎日、お好み焼きを食べてもらうようにしたら、毎日お好み焼きを食べるかも』と言っていたけど。
 私は思うけど。
 毎日、ゼリーとか、流動食みたいなものばかり食べているから。
 たまに食べる、お好み焼きを喜んで食べていたのだと思う、と。
 で、そのお好み焼きをいっぱい食べた、半年か1年以内ぐらいに、祖母は亡くなったけど。

 「医療と福祉は違う」と思う。

 医療なら、喉を詰まらせないように、ゼリーとか流動食を食べさせないといけないけど。
 福祉なら、毎日毎日、ゼリーとか流動食だったら、介護されている人が、飽きて、食欲がなくなる、と。

 看護師が、福祉施設に入っている人に、ドーナツを食べさせて、入所者が、ドーナツを喉に詰まらせて死んでしまったとか言って、刑事事件に問われた事件があったけど。

 でも、自分自身の事なら、『毎日、ゼリーとか流動食を食べさせられて、食べるのに飽きるから、食欲がなくなって死ぬのと、好きなものを食べさせてくれて、その食べ物が喉に詰まって死ぬのとどちらが良いか』と言われたら、『好きなものを食べさせてくれて、その食べ物が喉に詰まって死ぬ方が良い』と言うはずなのに。
 自分の家族の事となったら、『ドーナツを食べて、喉を詰まらせて死ぬのは認められない』というのはおかしい、と思う。

 何か、施設に入所している人で。
 入院していたのだけど。
 退院して。ゼリーとか流動食を食べていたのだけど。
 外食に連れていったら、ハンバーグをぱくぱく食べていた、と。
 家族にとっては、思い出になると思うけど。
 (ちなみに、その人は、それから、数か月後以内に、亡くなったけど)。

 そりゃ、食べたくもないものを食べさせるのはダメだけど。
 『食べたい』ものを食べるのは良い事なのではないかと思う。

 本当は、固形物が食べたい、と。
 ゼリーとか流動食とかを毎日食べるのはしんどい、と。

 結局、医療も介護も変な所があって。
 胃ろうして、意識不明だったら、介護認定は重度になる、と。
 認知症の方が、介護認定は軽度になるけど。
 本当は、胃ろうして、意識不明の方が介護としては楽で。
 認知症の方が、介護としてはしんどい、と。

 家族のエゴではないかと思うけど。
 『意識不明だけど、生きていて欲しい』というのは。

 『親の年金がないと生活出来ない』みたいな。

(続き)
 永遠に死は止められない、と思う。
 親はいつか死ぬから。
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