ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

知識と知性いろいろ

2011-04-26 22:59:39 | 議論
 今回は取り留めのない内容です。全体的に根拠の明確でない“思います”という単語が頻出します。梨の現在の現状認識を記しておく程度の意味しかないのでご注意を。それでも読んでやるかという人だけお読みください。
3月に起きた地震でいろいろなデマ、誤解が飛び交っていますね。

「地震兵器」という妄想を撃退できなければ「911陰謀論」は撃退できない

この記事を読んだときに、梨がいつも考えていることを一度文章化してみようと思いました。
梨は常々、知識があっても知性がないと簡単に現状を把握できなくなると考えています。知識というのは物事の情報を知っているという意味で、知性というのはその情報を使いこなす能力だと考えています。知識があってもそれを使いこなせなければ意味がないと梨自身の経験からも実感しているからです。現状をきちんと把握できる知識を得るにも、それらを使いこなす知性を得るにもそれなりにコストがかかります。確実な知識を得たければ、大学で使われるレベルのその分野の教科書を読む必要がありますが、そういうのはとっつきにくいことが多いのですね。そもそも教科書の存在自体を知らなかったり、ハナカマキリのごとく教科書に擬態したおかしな本があったりすることもしばしばです。最初の一歩が肝心なのですが、そこからどこに向かうかは若干運も絡むのではないかと思います。
 知識と知性を育てるのに影響が大きいのは、やはり人脈でしょうか。
梨ははてなブックマークというサービスを使っているのですが、そこで知り合った人たちの見識に大いに助けられています。知性の高い人は高い人同士で集まる傾向があるかなとぼんやり思っています(梨に十分に知性があるかはともかく)。思っているというだけで明確な根拠はないですが。ネットには(ある分野では)梨より知識はないかもしれないけれどものすごく知性が高い人がいて、そういう人の論理の立て方を見るのは梨にとって素晴らしい刺激です。
 最後に論破されることに関して。熊森などに対する苛烈な対応から、梨は反論を許さない人間と思われているかもしれません。梨自身はなるべく反論に対しては開いていようと努力しているつもりです。梨の論理が論破されたら、その時はその時。論破されるということは己が未熟であったということなので、未熟を気づかせてくれるというのは長い目で見てありがたいことです。
だから、オオカミ協会関連でオオカミ再導入賛成の人がコメントするのも、それそのものは嫌いではないです。
ただ、文章は一通り目を通してくださいね。


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