ならなしとり

外来生物問題を主に扱います。ときどきその他のことも。このブログでは基本的に名無しさんは相手にしませんのであしからず。

おまえらに生物多様性は語れない

2009-11-20 23:03:19 | 武田邦彦
 今回は箸休めのような記事です。
ネットで検索していたら池田清彦と武田邦彦のコラボ動画を見ることができました。

『現代のコペルニクス』#1

あほらしいので僕は前篇しか見ていません。まあいつも通りの池田のいちゃもんつけなので外来生物の部分は特に驚きはしませんでした(管理された外来生物とそうでないものをごっちゃにするとか)。こちらを読みながら動画を見てください。
しかし池田の超馬鹿な発言で腰を抜かしました。いわく「人間は非常にたくさんいるから遺伝的多様性が高い」そうです(元動画の17分30秒あたりから再生してみてください)。
はい?人間の場合は遺伝子プールがほぼ均一(9割以上は同じ遺伝子のはず)でむしろ近縁の絶滅危惧種のチンパンジーより種レベルでみた場合の遺伝的多様性は低いはずじゃなかったっけ?ここら辺は人類学を少しでもかじった人間なら常識の範疇でしょう。それにつっこめないで相槌しか打てない武田氏も嘆かわしい。生態学も含めてまともに専門用語を理解してすらいない。

なにが『現代のコペルニクス』だ。コペルニクスに土下座して謝れ。