今回は箸休めのような記事です。
ネットで検索していたら池田清彦と武田邦彦のコラボ動画を見ることができました。
『現代のコペルニクス』#1
あほらしいので僕は前篇しか見ていません。まあいつも通りの池田のいちゃもんつけなので外来生物の部分は特に驚きはしませんでした(管理された外来生物とそうでないものをごっちゃにするとか)。こちらを読みながら動画を見てください。
しかし池田の超馬鹿な発言で腰を抜かしました。いわく「人間は非常にたくさんいるから遺伝的多様性が高い」そうです(元動画の17分30秒あたりから再生してみてください)。
はい?人間の場合は遺伝子プールがほぼ均一(9割以上は同じ遺伝子のはず)でむしろ近縁の絶滅危惧種のチンパンジーより種レベルでみた場合の遺伝的多様性は低いはずじゃなかったっけ?ここら辺は人類学を少しでもかじった人間なら常識の範疇でしょう。それにつっこめないで相槌しか打てない武田氏も嘆かわしい。生態学も含めてまともに専門用語を理解してすらいない。
なにが『現代のコペルニクス』だ。コペルニクスに土下座して謝れ。
ネットで検索していたら池田清彦と武田邦彦のコラボ動画を見ることができました。
『現代のコペルニクス』#1
あほらしいので僕は前篇しか見ていません。まあいつも通りの池田のいちゃもんつけなので外来生物の部分は特に驚きはしませんでした(管理された外来生物とそうでないものをごっちゃにするとか)。こちらを読みながら動画を見てください。
しかし池田の超馬鹿な発言で腰を抜かしました。いわく「人間は非常にたくさんいるから遺伝的多様性が高い」そうです(元動画の17分30秒あたりから再生してみてください)。
はい?人間の場合は遺伝子プールがほぼ均一(9割以上は同じ遺伝子のはず)でむしろ近縁の絶滅危惧種のチンパンジーより種レベルでみた場合の遺伝的多様性は低いはずじゃなかったっけ?ここら辺は人類学を少しでもかじった人間なら常識の範疇でしょう。それにつっこめないで相槌しか打てない武田氏も嘆かわしい。生態学も含めてまともに専門用語を理解してすらいない。
なにが『現代のコペルニクス』だ。コペルニクスに土下座して謝れ。
「人間は非常にたくさんいるから遺伝的多様性が高い」
多地域進化説の立場では、この考え方は成り立つのかな?
池田さんって多地域進化説のシンパでしたっけ?
今西錦司さんつながりとか?
まぁ、すでに死に体(化石記録が追随できていないので、中国・ジャワ・オーストラリアでは形質人類学者が頑強に抵抗している)とは云え、多地域進化説自体は絶対にトンデモ説でもありませんし、80年代末まで日本でも支配的な学説だったわけですが…
>池田さんって多地域進化説のシンパでしたっけ?
どうでしたかねえ。僕自身は池田氏の書いた進化生物学についての本は一切読んでないのでわかりません。成果が出ているなら査読付きの雑誌に載るでしょうし。そもそも池田氏は最近、論文を書くといった学者らしい仕事をしていましたっけ?
実は、「やさしいバイオテクノロジー」というサイトで、池田清彦氏の「環境問題のウソ」という本に言及していたのを目撃してから、急に気になり始めた次第です。
私はよく知らなかったのですが、池田氏の主張には批判的な意見も結構あるようですね。
梨さんの記事を読んで、池田清彦氏のこと、そして外来生物のことを勉強したいと思います。
それでは失礼します。
「やさしいバイオテクノロジー」というサイトも見てみました(http://yoshibero.at.webry.info/であってますよね?)。
生態系関連の記事を見る限りではこの方はあまり環境保全について詳しくないように見受けられます(里山を完全に破壊しつくされた人工環境と書くなど)。