ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

セント・パトリックス・デー

2012-03-19 13:28:05 | スペインの生活
フェルナンド・トレスのゴールか、ロンドンのバスか。このブログも久しくないと思っていると、続けざまに来るのだった。

土曜日(3月17日)はアイルランドの守護聖人・聖パトリックの祝日であった。アイルランド人とアイリッシュパブの多いこの辺りでは、市役所主催で、セント・パトリックデーを口実にした国籍不明っぽいお祭りが開催された。



カボ・ロイグ(ここは、アイルランド人パーソナリティーのテリー・ウォーガンが別荘を持っていたことで有名で、特にアイルランド人が多い)で、クラシックカーやクラシックバイクをはじめとするパレードがあるというので、2時から沿道のレストランのテラスに陣取り、ビールを飲みながらパレードを待った。

このレストランはスペイン北西部・ガリシア地方の料理を目玉にするスペイン料理店なのだが、この日は、パレードに参加するために、ガリシア音楽団を招き、パレードに先立ち、店内で演奏があった。

ガリシアはアイルランド人と同じケルト民族の地であり、そのためバンドもバグパイプがあったり、アイルランドに通じるものがある。でも、明らかにみんなスペイン人だし、セント・パトリックデーにこじつけるには、ちょっときついものがあるが、まあ、いいかー。



こちらは、パレードの楽団。これはアイルランド楽団のようである。



パレードの山車の一つ。アイルランドに因んで、イギリスの人気コメディー「ファーザー・テッド」をテーマにしたもののようである。



妖精たちのパレード。



なんとなくシュールで好き。

友人に誘われて出かけた催しであったが、思いがけなく楽しい午後になった。少なくても、夜、アイリッシュパブで、酔っ払いのアイルランド人たちに囲まれて騒ぐよりはずっといい。

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