ペドロランド日記

スペインの国際村「ペドロランド」を中心にフランスとイギリスに発信地を移しながら、日々の出来事を綴っています。

ソス・デル・レイ・カトリコ

2010-07-20 15:12:20 | 旅行
今日のフランス・ドルドーニュ地方は31度



スペインの我が家からフランスの我が家へと移動する途中で、パンプローナの南東約40キロのところにあるソス・デル・レイ・カトリコ(カトリック王のソス)という小さな村のパラドールに一泊する。ナバラ地方のパンプローナのほうに近いものの、行政区としては、アラゴン地方のサラゴサに属する。ここは、昔ナバラ王国による侵略に対するアラゴン王国の防御最前線となった5つの村の1つである。名前は、カスティリヤ王国のイザベラ女王と結婚し、二国を統合することで、スペインの基礎を作ったアラゴン王国国王のフェルナンド5世がここで生まれたことにちなむ。端から端まで15分くらいで歩けてしまう山の上の小さな村(標高619メートル)。

村全体が国の文化財に指定されていて、自分の家といえども、勝手に手を加えることができないそうだ。パラドールは城や修道院などの歴史的建物を改装したものが多いが、ここのパラドールは近年になって建てられたものらしい。が、周りの建物にあわせて、アラゴン風の建築様式を保っている。

写真は、パラドールから望んだ村(左上)、町並み(右上)、教会入口(左下)、修道院を改装した村役場(右下)



ソスで見つけた謎の銅像。映画監督のようだ。2つ並んだ椅子のうち右側はスペインの女優の名前が入っている。有名な女優ではないようだが、レコンキスタという映画に出演していることから、フェルナンド5世にちなんだ縁か?




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