
この少年が自動車を運転していたのは本人ではない旨を説明する手紙を市役所宛てに送らない限りは、市役所としてはどうにも手の打ちようがないと言っている。しかも、その手紙は、少年本人の手書きで、自身の署名がないといけないそうだ。6歳の少年がメルセデス500を運転できるかどうかは常識でわかりそうなものだけど。
スペインのお役所仕事といえば、最近こんな事件もあった。地中海に沿って走る国道332号線のバイパス工事が終わった。道路工事は予定より2ヶ月も早く完工したのだが(スペイン人は、一度やる気になれば仕事は速い)、完成した道路はそのまま放置されている。観光シーズンを迎え、交通量の増える時期がやってくるというのに、道路はオープンしない。事情を調査してみると、バレンシア州政府のお偉いさんも、マドリードの中央政府の建設省役人も忙しくて、開通式のテープカットに来られる立派な肩書きの人がどうしても見つからないというのが、その理由だった。この事件が地元の英字新聞各紙で取り上げられると、さすがに国際的な恥と思ったのか、その後すぐに新しい道路はオープンした。スペインは実より名を取る国である。その代わり、フィエスタ(祭り)とか儀式をやらせたら天才的だけど。
確か数ヶ月前に、アメリカのニュースでそんな子どもがいた。
TVゲームで運転覚えちゃったらしく、夜中にアイスクリームを買いにいったのだったか、ゲームセンターに行ったのだったか?
運転手の外から見えないクルマが走ってきて、警官がびっくりして止めてみたら・・・!というようなのありました。
こっちも春満開です♪