今日のフランス・ドルドーニュ地方の天気は
水曜日の午後に無事にフランスに到着。途中のフランスの高速道路は、年度末かと思われるほど工事が多かった。中には、5キロ以上ただ円錐柱が置かれているだけで、実際の工事の様子はないのに、一方の車線が閉鎖され、1車線だけになった区間も少なくなく、これで高速料金を取るなんて、詐欺だ!と叫びたくなったほど。
家に着いて、荷物を車から降ろし、ほっと一息。テレビを付けて、NHKのワールドチャンネルで日本の台風の様子をチェックしようと思ってしばらくしたら、テレビの電源が突然消えた。その後、再び電源を入れてもすぐに切れてしまう。ちょうど、留守中郵便箱にたまったちらしを見ながら、このテレビよさそうなんて言っていたところなので、テレビに聞こえてしまったのかも、などと思ってしまった。
なんという運の悪さ。というのも、電化製品はイギリスのほうが安いので、イギリスに行ったときに、フランスの家用にもう少し大き目のテレビがほしいと、何軒か電器屋を見て回ったのだった。が、結局、まだフランスのテレビには問題ないし、要らないものを買うほどの経済的余裕もないので、来年になってLEDテレビがもう少し安くなったら買うことにしようと結論した。こんなことなら、イギリスで買ってくればよかったと後悔しきり。kmyさんのお気持ちがよくわかりましたが、kmyさんの場合は、テレビに壊れる前兆があっただけ、余裕があってよかったかも?
留守中に車庫の改装工事がどのくらい進んでいるかと楽しみにして帰ってきたら、全然手もつけていないようだった。我が家のほうは急がないことがわかっていたので、ほかの仕事に先に取り掛かっていたらしい。こちらの仕事に取り掛かるのは、2週間後だそうだ。スペインに越冬のため移動する前に少しでも工事の監督ができるといいと思っていたが、この分では、わたしたちがフランスにいる間、どの程度工事が進むかわからない。1月完工という当初予定も、この分だといつになることか。
フランスは、わたしたちのいない間にずいぶん雨が降ったらしくて、庭のあちこちにキノコが生えていた。川の水量も前より増えているし、干上がっていた池にも水が若干戻っていた。ハリケーン・カティアの残骸は、イギリスだけでなく、フランスにも上陸したのか、あちこちで強風の被害も残っていた。左隣の家の木には支えが設けてあり、右隣の家の正面の松の木の枝が折れたり、倒れ掛かっていたりしている。でも、最高気温は27度と、フランスはまだまだ暖かいので、もう少し夏の続きを楽しめそうだ。