貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

くうき

2017-12-23 13:18:25 | 日記
くうき

平成29年12月23日(土)

 今朝は久し振りにきれいな日の出を見る。



 最近の歩行禅は、「素直・謙虚・・・。」

に「素直・元気・・・」とか、

「素直・感謝・・・。」とか・・・。

 そのときどきの気持ちを言葉に替え

歩いている。

 感謝するものの筆頭は、やはりお日様。

ついで空気、そして、水・草木・雲・青空

と続く。

 一昨日、借りた絵本の一冊は『くうき』。

まどみちおさんの詩で、絵はささめやゆきさん。



 空気を絵にする感性。すごいなあ!

 「ぼくの 胸のなかに いま はいって

きたのは」

で始まる。

 「いままで ママの 胸の なかに

いた くうき」

と続く。

「おなじ 家に すんで おれば

いや おなじ 国に すんで おれば

いやいや おなじ 地球に すんで おれば」

「いつかは

 おなじ くうきが いれかわるのだ

ありとあらゆる いきものの 胸の なかを」

と続く。



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「ひとつの 地球を めぐる くうきの 

せせらぎ!」



「それは うたっているのか

 わすれないで わすれないで・・・と」



「すべての いきものが

 兄弟であることを・・・と」



 まどさんの生物観、生命観は宇宙へと導かれる。

 ほっこり!

 これが、まどさんの『くうき』という詩。



 幾度も幾度も繰り返したい永遠詩である。


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