貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

おもてなし 異界?

2018-01-27 08:31:41 | 日記
おもてなし 異界?

平成30年1月27日(土)

 やっと今朝はいつもの道を

歩いてみようかという一つの挑戦。

 歩道もまだまだ雪が残り、氷道の所も

多いが、転ばないで歩けそうかな?

 十数カ所、雪の上を歩いて、元気に

恒例の歩行禅を終える。

 早朝に切り替えてから半年、一日も

休まず続けられたことに感謝するのみ。

 暖まった所で、朝食。一番美味しい

朝食の摂り方かな。

 それでは、異界のおもてなし。



 お化け屋敷のお化けたちの所に、

お化け郵便が届く。

「一週間後の夕方に行きますよ。」

という座敷童からのお便り。

 「さて、なんでもてなそうか」

 みんなで、大喜びで考える。

 お化け屋敷に住む仲間は、

ろくろっ首、一つ目小僧、三つ目の大入道、

一つ目の青坊主、砂かけ婆、そして

のっぺらぼう。

 のっぺらぼうを除いてみんな大きな円らな

瞳で、よく働くのだ。

 楽しいおもてなしのために。

 その当日、竹を切る者、

いろんな野菜を収穫する者、

大雪山の小麦粉をこねる大入道。

鬼ヶ島の塩で、塩水をつくる一つ目の

青坊主、

味見をするのっぺらぼう。

ろくろ首は煮干しの鍋に火を入れ、

砂かけ婆は鰹節を削り、いなり寿司の

油揚げを煮て、みんなのお昼づくり。

匂いをかぐのっぺらぼう。




そして、

切り倒した竹を

ひょろけが切り、

一つ目小僧たちが鑿を使って、

竹の節を削り、

作業の音を聞いているのっぺらぼう。

三つ目の大入道が生地を踏み、

途中で、いなり寿司のお昼を皆で食べ、

ろくろっ首は出しを取った知るに味付け、

太鼓判を押す砂かけ婆。

その後、

三つ目の大入道は生地をのばし、うどんを。

ろくろっくびは、いろいろな薬味づくり。



すると、

「こんちはー。おじゃましまーす。」

と座敷童たちの登場。

「いやあよくきたねえ。

  ゆっくりしていくんだぞ」

 皆で大歓迎。

 うどんも茹であがり。

 料理人の小豆とぎと小豆あらいもやってくる。

 そして、流しうどんのおもてなし。



 定年退職の一年前だったかな。北島さんという

お家に庭で、十数名で流しそうめんのおもてなし

を受けたことも思い出す。

また、田舎の本家での寄り合いなど各行事で、

こんな風景だったことも思い出す。

 幼い時だったが。大人がいっぱい楽しんで

いたなあ。

 ところで、のっぺら坊さん。どうしてあなた、

ちょこちょこ顔を出していたんですか。

 「だって、わたし、面(おもて)なし・・・、

  ですから」

だって。



 落ちも最高!お化けのおもてなし。

 川端誠さんの『お化けのおもてなし』で、

いっぱいのおもてなしを受ける。

 ありがとう!


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