貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

渡る橋に怖いもの有り

2018-06-21 08:37:21 | 日記
渡る橋に怖いもの有り

平成30年6月21日(木)

 今日は,夏至。

 7時頃までの日没がこれから

少しずつ早くなっていく。

 曇天から夜半晴天に変わる予報。

 さあ、「伊達」な文化に突入するかな。



 現在の建物は慶長9年(1604)伊達政宗公

の造営。東北地方最古の桃山建築だそう。

 大きさ方三間(22.68尺=6.87m)、宝形造、

本瓦葺。軒まわりの蟇股に、方位に従って

十二支の彫刻が配されている。 

 正面に掲げられている額には「五太堂」と

彫られているが、正確には「大」が正しい。

 揮毫は105世天嶺。

「太」の字は筆の遊びともいわれている。

慈覚大師手彫りと伝えられる厨子内の

五大明王(国重文、中央・不動 東・降三世

南・軍荼利 西・大威徳 北・金剛夜叉)は、

平安時代中期に制作された秘仏で、33年に

一度開帳される。

 次回の開帳は2039年の予定。

祭礼日は8月20日。

 現在の堂へ渡るすかし橋は、



このように、縦板が2枚しつらえられているが、

もともとこの板はなく、はしご状だったそう。

 横板の間隔も5寸(約15cm)程有り、

江戸後期の紀行文に、恐ろしくて渡る事が

できなかった人の事が紹介されている。



 江戸の井上春蟻の句碑。

春蟻の句は、 

「世の中の 櫻おもはす 千松島」 。

他にもいろいろな石碑があった。







五大堂から見る松島の風景も

また良しかな。



           




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