貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

芭蕉生家奥:無名庵跡  また冬籠もりかな?

2023-12-01 10:55:54 | 日記
令和5年12月1日(金)
 いよいよ師走入り!
 ちょっと淋しい!
 天気も淋しそう!!1
生家奥:無名庵跡       

 「無名庵」は
伊賀の芭蕉五庵の一つ。
 伊賀の門人たちが芭蕉に贈るため、
ここ生家の裏庭に建てた庵。  
 元禄7年8月15日、
芭蕉は新庵披露をかね
月見の宴を催し、
門人たちを心からもてなす。

 その時、詠んだ句が、
「冬籠り 
  またよりそわん          
    此はしら」 
句意は,
「今年は久しぶりに自分の草庵で
冬籠りをすることになった。
 いつも背を寄せ親しんできた
この柱に、
今年もまた寄りかかって、
ひと冬閑居を楽しむことにしよう。」。
 古里に勝るものなし!

 特に、晩年、
誰もがそうなるのが、
人の常ではあるが・・・。
 私はソファーの背に寄りかかる。


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