貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

小田原市:山角天神社「有米家可耳乃都登日能伝る・・・」芭蕉句?

2023-07-15 10:36:50 | 日記
令和5年7月15日(土)
小田原市: 山角天神社              
「やまかくてんじんしゃ」と呼び、
菅原道真公の画像が納められ
ているという。
<社殿>

「通りゃんせ」という歌の
発祥の地でもある。
<通りゃんせ発祥の地碑>

「通りゃんせ  通りゃんせ
ここはどこの細道じゃ
天神様の細道じゃ・・・」
とよく歌って遊んだことも
懐かしい!
<芭蕉句碑>

 芭蕉の句碑は、
「有米家可耳 
  乃都登日能伝る          
    山路閑難」
「むめがゝに 
  のっと日の出る
    山路かな」

という句の当て字版。
 早春の朝、
山路を歩いていると、
辺りに込める梅の香の中に、
行く手に太陽が
のうっと上ってくる
という意。
<紀軽人の狂歌碑>

 上の狂歌碑は、
狂歌師の紀(きの)軽(かる)人(んど)、
又の名は桃季園。
 その人の歌。
「月はさす
  花はいたたく 
     酒宴を 
  雪より外に 
   つもりてはなし」