貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

又やたくひ

2020-04-27 10:28:20 | 日記

又やたくひ

令和2年4月27日(月)

「又やたくひ 

  ながらの川の

     鮎なます」

 やっとホテル石金が見つかる。

 数年前は、ちょっと違う所をぐるぐると

巡り、見つからず。

 今回も一方通行などで、探しことに。

 玄関前にある、芭蕉の句。

 元禄元年。

「名にしあへる鵜飼といふものを

見侍らむとて、暮かけて、

いざなひ申されしに、人々稲葉山の

木かげに席(むしろ)をまうけ、

盃をあげて」

という前書き。 

 鮎なますは、鮎の刺身。

鮎をおろし細く作り、又は骨つきの

まま背ごしにして蓼酢で食べる.

 「又やたぐひなからん」

というを長良川に言いかけた句作り。

  

その場での軽い即興的な感じを

掛言葉に。

長良川の観光ホテル。