貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

鵜の特性を生かす知恵!

2020-04-23 13:51:18 | 日記

鵜の特性を生かす知恵!

令和2年4月23日(木)

 

  長良川左岸の長良橋の下流側の

ポケットパーク鵜かがり。

 二回目の感激!

 ポケットパークという名に

ふさわしく可愛い公園で、

鵜匠の像と鵜飼いに因んだ句碑等

が所狭しと・・・。

 岐阜長良川鵜飼では、

現在6名の鵜匠が活躍。  

 鵜匠は、宮内庁の儀式・交際・雅楽

に関する職務を行う「式部職」のうち、

「鵜匠に任命する」という辞令を受け

ている。

 「宮内庁式部職鵜匠」に任命されて

いるのは、全国で岐阜長良川鵜飼の

6名と小(お)瀬(ぜ)鵜飼の3名の計9名

のみという。

 鵜匠は、世襲制。

 しかも、男性で、一家に一人。

  初めて知り、鵜匠の像を見ると、

流石慈悲に満ちた品格も表現されて

いる。

 ついでに、鵜についても調べる。

 鵜は、カツオドリ目ウ科の水鳥の総称。

 岐阜長良川鵜飼では、カワウよりも

体が大きくて丈夫なウミウを使って

いる。

 現在、茨城県日立市十王町の

伊(い)師(し)海岸で、野生のウミウを

捕獲し、各鵜匠家に届けられている。

 鵜は、人に懐き、人が扱いやすい鳥。

 また、視力が優れ、逃げる時、

喉にためた魚を吐き出して飛び去ると

いう。

 こうした特徴や習性が、

鵜を使うヒントになったという説

がある。

 鵜が視界に入る魚を可能な限り

捕える鵜飼は、他の漁法に比べて

魚の捕り逃しが少なく、効率的。

 また、鵜が咥えると魚が一瞬で

死ぬので、脂が逃げず鮮度がいい

という利点もあるそうだ。

 納得!!