キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

信楽焼の里

2011-08-05 09:34:47 | アート
               

          信楽焼といえば、この狸。巨大なのから極小の物まで、ほんとに町中

          狸だらけでした。良い陶土がとれるので、はるか昔から連綿と続いて

          きた焼き物の里ですが、この狸、イメージ的にはどうなのでしょうね。

          親しみやすく、人寄せには良いでしょうが、あまり高尚とは言い難い。

          1991年5月世界陶芸祭が信楽で開かれていた時、信楽高原鉄道の

          紫香楽宮跡駅の手前で正面衝突の大事故が起こって、たくさんの

          人が犠牲になったのを覚えている方もいらっしゃるでしょう。私たち

          が訪れたのは平日だったので、観光客もまばらで、こんなところで、

          あんな大事故が、という感じでしたが、その時はいつにない大変

          な人出で対処できなかったことも要因の一つだったと聞きました。

             

               これは中が温泉になっている大狸形の建物。

             

          丘の上にある陶芸の里は、とても広いすてきな場所でした。信楽焼振

          興の熱意が伝わってきます。広大な庭に三つ四つと置かれた陶器の椅

          子は地元の小学生が絵付けしたもので、とてもかわいい。緑の中で良

          いアクセントになっていました。

             

              登り窯や

             

              穴窯も見学できます。

             

              渋い色のお茶碗を買って帰りました。   

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