キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

伊予松山、お決まりの観光コースですが

2019-07-14 10:15:08 | 歴史
       

       四国旅行三日目、愛媛県松山市に行きました。松山城と道後温泉。

       普通過ぎる観光コースですが、やっぱり外せない二か所。道後温

       泉近くの正岡子規記念館にも行きましたが。

       

       日本の城ランキング三位に入った広大な山城です。山城と言えば

       登るのが大変。ところがここは安心。リフトorロープウエイで上

       まで行けます。到着すると初代藩主を模したユルキャラ「よしあ

       きくん」がお出迎えしてくれます。これがなかなかかわいい。こ

       の加藤嘉明さん、心配性の殿様だったようですが、それだけに、

       築城にあたっては、用意周到。城のあちこちに創意工夫がなされ

       ているそうです。

       

       

       

       その上、ボランティアのおじさん(七十五歳、元気!)が懇切丁寧

       に案内してくれました。井戸の作られ方、石垣の積み方、外壁が茶

       色い訳等等。そういう仕組みに興味のある夫が色々質問するので、

       ますます熱が入って でも、地元のお城を愛する気持ち、よく伝

       わってきました。石垣の草取りをしている人がいました。まるでロッ

       ククライミングしながらの作業のようで、見ていてもスリリング。

       

       リフトでお城から降りて、道後温泉へ行きました。本館の周囲はいか

       にも昔ながらの温泉町の感じ。

       

       これは椿の湯。赤い椿の花のモニュメントが目を引きます。別館の飛

       飛鳥時代をイメージした飛鳥乃湯と言うのも新しくできています。聖

       徳太子や斉明天皇も行幸したという古い古い温泉ですものね。

       

       本館は千と千尋の湯屋のモデルにもなったというだけに、さすがの佇

       まい。二階は工事中ですが、一階のお湯に入ることはできました。浴

       室はそう広くもなく古く鄙びた感じ。「ぼっちゃん、およぐべからず」

       の掛札で「ああ、ここは道後温泉」と気づきます。夏目先生のおかげ。

       

       柿色のTシャツのおばちゃんたちがかいがいしくお世話をしてくれます。

       

       正面の柿色の鳥は、手塚治虫の「火の鳥」だそう。本館の保存改修中

       「道後reborn」と銘打って、建物正面がライトアップされているそう

       です。「火の鳥:道後温泉編」というアニメーションも作られたとか。

       松山は予想以上に活気があふれた町でした。

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