八月末の暑い日、なっちゃんは川崎から関越道、上信越道、北陸道
を行く長い旅に出ました。途中のサービスエリアでは、紺碧の空に
もくもく入道雲。夕立が来るかも。
午後四時ごろ、最初の合掌造りの里、富山五箇山の菅沼集落に到着。
俯瞰すると、とてもこじんまりした美しい光景です。ここは日本で一
番古い民謡と言われる「こきりこ節」の里でもあります。哀愁を帯び
たひなびたメロディーと竹の楽器ささらの音を、どこかで聞いたこと
があるような。中学校の音楽の教科書に載っていたかも。
色づき始めた稲と黄色い花と薄と、江戸時代にタイムスリップした
ような晩夏の集落に、爽やかな風が吹いていました。
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