キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

ひなげし

2022-04-18 10:42:51 | 季節の花々
    

     道端に咲いているひょろひょろした野生のポピー。公園に植えられた色とり

     どりのジャーマン・ポピーの華やかさはないけれど、かれん。

    

    

     ナガミヒナゲシという外来種だそうです。繁殖力がやたら強い野生種らしい。

     ポピーという名は、麻薬の取れるケシからこんな小さなヒナゲシまで全部の

     総称ですから、雛罌粟(ヒナゲシ)という日本語で呼ぶのがいいですね。

       ポピー咲く帽子が好きで旅好きで      岡本眸      

    

    

       

      赤い花は他にもたくさん咲いています。ラナンキュラス、アネモネ、もう

      ツツジも咲き始めました。
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2022-04-10 17:03:24 | 季節の花々
   

      暖かくなりました。近所のキャベツ畑がいつの間にかこんな風に。

   

   

      花海棠や満天星ツツジの可憐な小花も満開です。

   

      

      

      去年の秋に植えたチューリップもきれいな花を咲かせています。

      八重咲のチューリップはまるで薔薇のよう。きれいな濃いピンクです。

      

      所かまわず咲くタンポポもかわいい。
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東の桜

2022-04-08 13:51:23 | 季節の花々
     

      武蔵小杉の二カ領用水沿いの桜です。川崎市の多摩区から幸区まで流れる

      人工用水です。稲毛領と川崎領をまたいで流れるので二カ領用水と呼ばれ

      ます。関ヶ原の戦いの前には工事が始まっていたというから、とても古い。

      今はもう用水としてはあまり機能していないようですが、素敵な散歩道です。

     

     武蔵小杉の高層マンションが見えます。四百年以上前の昔と今が同居しています。

    

     

     

     

      今年は染井吉野は、少し盛りを過ぎていたのですが、その代わり、少し色の濃い

      枝垂れ桜や黄色い山吹も一緒に楽しめました。
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西の桜

2022-04-07 14:53:11 | 季節の花々
  

    夫の実家のある奈良の大和高田市の隣は、靴下産業でも有名な広陵町です。

    今や全国展開の「靴下屋」の発祥地もここのようです。広陵町と言う名が

    示すように、ここは馬見古墳群と言う古墳がいっぱいある場所ですが、こ

    の馬見丘陵公園内にも、何と13基の古墳があります。古墳公園と言っても

    いいですね。大部分は五世紀の小古墳ですが、四世紀のもあるようです。

  

    先日訪れた時、桜と雪柳が満開でした。
 
  

  

  

    染井吉野の中に、ひときわ紅色の鮮やかな「陽光」と言う種類の桜があり、

    良いアクセントになっていました。

  

  

    桜以外にも、様々な春の花が満開でした。広々と、ゆったりした公園で

    すが、難点は犬が入れないいこと。犬がダメな人もいるからということ

    らしいですが、それを言ったら、犬はどこにもお散歩できませんよね。    
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満開は見逃したけれど

2022-04-07 14:24:43 | 季節の花々
     
 
      十数年前に、1メートルほどの河津桜の苗木を2本車に乗せて、川崎から

      夫の実家へ持って帰り、裏の庭に植えました。それがまあ、今や見事な

      大木になり、桃色のきれいな花をいっぱいにつけるようになりました。

     

      今年は、満開の時期に奈良にいなかったので、一番盛りの時を見逃しま

      したが、先日戻った時の、散りかけて、薄緑の葉が出始めた姿もまたあ

      でやかでした。

     

      染井吉野より濃いピンクが鮮やかです。

     

      リビングに活けても、素敵ですが、花びらがどんどん散るのには閉口。
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催花雨

2022-03-14 16:13:04 | 季節
   

    「催花雨」という季語があります。。開花を促す雨、転じて菜種梅雨の

    事だそうです。昨夜の激しい雨はそれだったのでしょう。花々が一斉

    に咲き出しました。

   

   

    ことにミモザは、毎年2月中に咲くのに、今年は遅く、今満開です。

   

    畑も、ホトケノザでにぎやかです。

   

   

   

   椿、沈丁花、バーズアイ、水仙、河津桜、今年は一斉に咲きました。

   

   武蔵小杉のサード・アベニューという新しくできたおしゃれなモール前の

   広場に、見慣れない純白の花が咲いていました。美しい。白木蓮やコブシ

   と似ているような。と思ったらやっぱりそうでした。「マグノリアなんと

   か」という学名が記されていました。木蓮もコブシもマグノリアの一族で

   すからね。でも日本ではあまり見かけない種類のようです。舶来美人。
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熊野本宮

2021-12-27 11:39:01 | 旅行
       

        紀伊山地、熊野古道には熊野三山t歩呼ばれる日本黎明期の三つのお社があります。

       そのうちの熊野本宮大社を訪れました。創設は第十代の崇神天皇時代という言い伝

       えですから、紀元前、神話の時代。御祭神は素戔嗚尊。ますます古事記の世界です。

       

       

       明治中期に大洪水で流され少し山側に移転しています。元の場所は今大斎原と呼ばれ、

       高さ34メートルの日本一大きい鳥居が立っていて、厳かな空気が流れています。

       

       

       移転した現在のお社も、厳かな雰囲気です。

       

       太陽の化身と言われ、神武天皇を大和の国に導いたとされる八咫烏が神の使い

       として昔から信仰を集めてきました。三本の足は天、地、人を表すそうです。

       

         

       八咫烏はJFAのマークとして知られていますね。サッカー関係者も多く訪れる

       ようです。サッカーを最初に日本に紹介したのが、熊野の方だったとのことです。
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メリー・クリスマス

2021-12-24 15:40:57 | 行事
         
       今年もクリスマスがやってきました。異教の祭りなのに、どうして

       こんなに温かい気持ちになるのでしょうね。小さいゴールデン・ク

       レストに鈴をつけてミニツリーにしました。

         

       

         

         

       アドベント・カレンダーをめくるのも、もうおしまい。なんだか寂しい。

       

       数年前に訪れた、ドイツ、シャフハウゼンの風景です。私のアクリル画。

       ロティさん、元気かな?今年はホワイト・クリスマスでしょうか。
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黒塚古墳

2021-11-23 11:54:27 | 歴史
    

    

    天理市柳本町、山の辺の道近くに黒塚古墳はあります。全長130メートルほどの

    前方後円墳です。古墳時代前期3世紀ごろの古墳ですから、ちょうど卑弥呼の時代。

    

    1998年、そこから中国から贈られたと思われる三角縁神獣鏡が30個以上も出てきた

    ため、すわ、卑弥呼の墓ではないかと大騒ぎになり、邪馬台国畿内説がますます有力

    になったのだそうです。近くにこれも卑弥呼の墓ではないかと言われる、黒塚古墳の

    2倍の大きさの箸墓がありますが、これは宮内庁管轄の陵墓で発掘できないとのこと。

    古代ロマンが広がります。

    

    

    しかし、今から1800年ほど前のお墓ですから、幾多の変遷を経てきました。中世には
   
    地震に会い、戦国、江戸時代には、城郭の一部とされ、周りの堀を利用して石垣まで

    作られていたそうです。だから幸いにも盗掘が防がれたのだそうですが。

    

    今はきれいに整備され、街並みの向こうに大和三山のうちの二山、耳成山と畝傍山

    が望めます。
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依水園

2021-11-15 10:39:03 | 旅行
  

  依水園はぜいたくにも東大寺南大門と若草山をh借景にした美しい庭園です。

  江戸時代初期作庭の前園と、明治期の後園からなっています。

  

  東大寺近くの閑静な、いかにも奈良らしい落ち着いた区域にあり、コロナ禍前は

  外国人で大賑わいでしたが、今は静か。程よく色づき始めた木々が美しい。

  

  

  

  

  

  隣接する寧楽美術館。大和屋根と呼ばれる少し湾曲した屋根が特長的です。

  田能村竹田の絵や、数多くの篆刻作品が、面白い美術館です。
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室生寺

2021-11-13 16:21:42 | 旅行
  

  11月4日、まだ紅葉には少し早いかなと言いつつ、友人と夫と女人高野室生寺を

  訪れました。でももう銀杏が黄金色に色づき、朱色の門に映えてきれいでした。

  

  

  国宝の金堂。

  

  弥勒堂。

  

  金堂へ登る石段。

  

     

     

  優美この上ない五重塔。でも、この五重塔、平成十年の大台風で、倒れた

  巨大杉に直撃されて、見るも無残な姿になってしまったのを、二年余りか

  けて修復しました。その時の調査で、怪我の功名と言うか建立年が800年

  だと言うことが分かったのだそうです。フェノロサは薬師寺の東塔を「凍

  れる音楽」と評したそうですが、この塔も形は小ぶりですが、時を忘れて

  眺め、愛でていたいような、宝石のような美しさです。
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二上山

2021-11-12 16:59:36 | 歴史
   

  うつそみの人にあるわれや明日よりは二上山(ふたかみやま)を弟(いろせ)とわがみむ

  (この世の人である私は明日から二上山を弟として眺めしょう)

   天武天皇の第三皇子である悲劇の皇子、大津皇子が二上山の雄嶽頂上に葬られるとき、

   姉の大伯皇女が詠んだ歌です。奈良と大阪の境にそびえるこの双耳峰を彼女は毎日悲

   しく眺めたのでしょうね。その山を1500年も後の今、大和高田の夫の実家に帰ると、

   わたしも朝に夕に眺め、切ない思いに駆られます。

   

   

   

   

   

   

   

   山の辺の道にある古い古い桧原神社から、遥かに望む二上山も神々しくもあり、

   もの悲しくもあります。
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龍王が淵

2021-11-12 11:11:37 | 旅行
   

   室生寺に近い山間に、その池はありました。龍王が淵と言う名前そのままに

   神秘的な池です。

   

   

   

   曇りのない鏡のような水面に衝撃的な鮮明さで木々が映っています。吸い込まれそう。

   龍王が潜んでいるような雰囲気にゾクゾクします。

   

   

   

   

   死ぬまでに一度は見たい絶景に選ばれたこともあるとか。

   

   池のほとりに堀越神社という小さな神社があります。
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大和の秋の野辺

2021-10-17 10:45:52 | 季節の花々
       

       10月の初め、飛鳥や桜井の辺りをドライブすると、あちこちにコスモスが。

       真っ青な空の下、白、ピンク、赤の花がかれんに揺れています。

       

       黄花コスモスも。

       

       萩の花はもう終わり。

       

       ホトトギスが盛りです。

       

          

       

       秋明菊、紫式部、薄、秋ですねえ。と思うと

       

       

       椿や朝顔も咲いています。もっとも、朝顔は秋の季語ですが。とてもきれいな

       橙色がかったピンクの椿と、薄青い美しい縞模様の朝顔を見つけました。
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なっちゃんの犬生2

2021-10-08 14:08:59 | ペット
      

      

      

      4年前、10歳のころ、まだ茶色の毛が艶々でした。

      レインコートを着せるとフリーズしていたのを思い出します。

      

      

      

      

        

         娘となっちゃんの絵もかきました。

      

      

      

      

      

      去年ぐらいから、顔の毛も白髪になり、寝ていることが多くなりました。

      ちっちゃい、かわいい、おばあちゃん犬になりました。

      

      犬猿の仲だったふゆくんとも喧嘩をしなくなり。

      

        

      お気に入りのピンクのブランケットの上で逝きました。いまだに悲しい。
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