<PA2003(19)>
英国ヨーク大学の社会学者の質的分析法の論文。
●ロビン・ウォーフィット「ガンツフェルト実験における
実験者・被験者間の会話分析」
ガンツフェルト実験で、被験者が自由に心に浮かぶイメージを
語るときに、聞き手になっている実験者との会話を分析する
手法を議論している。
ガンツフェルトでは、被験者が来所するときから帰るときまでの
会話全体が重要な研究対象になる。単なる会話記録では、ターン
テイキングのプロセスなど、非言語的なやりとりが失われてしまう
ので、それらを含めた記述法を使うことを提案する。
エジンバラ大学での実験を分析したところ、実験者が「you said」
と言いながら、被験者の発言内容を確認するプロセスが、さらなる
イメージの詳細報告を引き出している傾向が見られた。
英国ヨーク大学の社会学者の質的分析法の論文。
●ロビン・ウォーフィット「ガンツフェルト実験における
実験者・被験者間の会話分析」
ガンツフェルト実験で、被験者が自由に心に浮かぶイメージを
語るときに、聞き手になっている実験者との会話を分析する
手法を議論している。
ガンツフェルトでは、被験者が来所するときから帰るときまでの
会話全体が重要な研究対象になる。単なる会話記録では、ターン
テイキングのプロセスなど、非言語的なやりとりが失われてしまう
ので、それらを含めた記述法を使うことを提案する。
エジンバラ大学での実験を分析したところ、実験者が「you said」
と言いながら、被験者の発言内容を確認するプロセスが、さらなる
イメージの詳細報告を引き出している傾向が見られた。