<PA2003(9)>
精神科医の教授の論文。
●ヴァーノン・ネッペ「体脱体験を例にした超常体験の超心理学的
研究アプローチ」
主観的超常体験を脳の異常とみなす傾向に対し、超心理学的分析を
重視した研究の方法を述べる。次のガイドラインを提示しながら、
体脱体験を例にとって具体化している。
1.体験内容を詳細に記述する。
2.その内容を脳障害の既往症のない体験者の標準的内容と比較する。
3.体験者に何か病状が見られないか医学上適切に注意する。
4.個別のケースで一般化した主張をしない。
5.文献を比較する。
6.特定の現象に対応する脳の部位があるか探してみる。
7.疾病分類の下位項目を認識しておく。
8.かりに脳異常として説明できてもそれを断定しない。
9.脳内の事象には複数の説明が可能であるから、広範囲に捉える。
10.下位項目の存在を示す同様な研究を行なってみる。
11.関連性を因果関係などに拡大解釈しない。
(注意、翻訳が一部不正確の可能性あり)
体脱体験については:
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/7-2.htm
精神科医の教授の論文。
●ヴァーノン・ネッペ「体脱体験を例にした超常体験の超心理学的
研究アプローチ」
主観的超常体験を脳の異常とみなす傾向に対し、超心理学的分析を
重視した研究の方法を述べる。次のガイドラインを提示しながら、
体脱体験を例にとって具体化している。
1.体験内容を詳細に記述する。
2.その内容を脳障害の既往症のない体験者の標準的内容と比較する。
3.体験者に何か病状が見られないか医学上適切に注意する。
4.個別のケースで一般化した主張をしない。
5.文献を比較する。
6.特定の現象に対応する脳の部位があるか探してみる。
7.疾病分類の下位項目を認識しておく。
8.かりに脳異常として説明できてもそれを断定しない。
9.脳内の事象には複数の説明が可能であるから、広範囲に捉える。
10.下位項目の存在を示す同様な研究を行なってみる。
11.関連性を因果関係などに拡大解釈しない。
(注意、翻訳が一部不正確の可能性あり)
体脱体験については:
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/7-2.htm