超心理マニアのためのブログ

マット・イシカワによる超能力研究の文献ガイド

ガンツフェルト対ノン・ガンツフェルト実験

2007-01-09 | 論文ガイド
<PA2003(3)>

次はブラジルのベゼッハ・ジ・メネゼス大学実験超心理学研究室からの論文。
●ダシルバ&ピラト&ヒラオカ「ガンツフェルト対ノン・ガンツフェルト実験」

37組の人々を対象に、120m離してテレパシー実験した(配置図あり)。
半数はガンツフェルト状態の設定をし、半数は何も設定しない。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/psi/3-2.htm

前者のZ値は1.26、後者のZ値は-0.94であり、おのおのは有意ではなかった
が、両者を比較するとガンツフェルト実験のほうが有意p=0.0228に高かった。
また、受信者が当たったと思った試行は、現に高くヒットしていた。

ベゼッハ・ジ・メネゼス大学には、小久保秀之と蛭川立の両先生が招聘されて
共同研究されていた。コメントいただければうれしいです。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~metapsi/jspp/MM0606.htm