私が結婚したのも、就職したのも24歳の時だった。結婚するので就職した。財閥系の子会社だった。会議と言うものがあってみんな馬鹿だった。思い付きだけを話しているんだね。あとは自慢とかね。会社を辞めようとは時代だからね。思わなかったけれど、どうしようかなとは思った。会社の帰りはみんな麻雀で、休日はゴルフだった。ボクは一切付き合わなかったから『君は出世しないよ』と上司に言われた。部長なんかね。机の上に足をあげて、ゴルフのクラブを磨いているんだからね。尊敬も信頼もできないよ。そんな奴でも結構な給料をもらっていた。本当にいい時代だよ。このまま定年までいて、退職金をもらってなんて思って生きていたんじゃないの
そんなエピソードを問題小説と言う月刊誌に投稿していた。こっちで食べていきたいと思っていたね。
そんなエピソードを問題小説と言う月刊誌に投稿していた。こっちで食べていきたいと思っていたね。