あすなろ

塾長日記

受験前日、そして次に

2008-01-31 13:21:29 | Weblog
明日から、中学受験ですね。頑張れは昨日も書いたけれど、英語でYOU CAN DO IT訳せばキミならできる。自信を持たせるのが大切です。自信をうしなわせることは言わないでくださいね。落ちたらどうするのとかね。落ちたらどうするんですか?
落ちたらこうするという覚悟、それが自信をつけさせるには一番大切です。ワタシの塾からは中学受験に失敗して公立に行ってからは常に学年5番以内に入っていてその後は名門高校から一流大学に入った生徒は何人もいます。中学受験で猛勉強したことは、人生の中でとっても貴重な体験だったんですよ
受かったらそれはとってもめでたいこと。もしだめだとしても、それはとっても人生の中で素敵な体験なんですよ。

受験直前のパニック その2

2008-01-30 15:13:48 | Weblog
昨日はひどかった。受験募集締切2時間前に、受験をどうしようと相談が来たり、コンピューターテストの結果が遅いと(このお金立て替えていてまだ払ってもらってないのですよ)クレームが来たり、まったくやる気がなくて、机に伏しているからみんなに影響を与えるから帰らせたら、なんでうちの子を帰すのですか?とやはりクレームがきたり、さすがに落ち込んだです。外は氷雨だし、なんか、とても疲れました
そして深夜まで飲んでいたんですけれど、突然、悪いのはワタシだと思いました。別に自虐的に言っているわけじゃないんですよ。受験の前はいつもいつもこんな事件がたくさん起きます。ワタシこそそういう心の準備をしておかないで、生徒やその親のパニックや混乱に巻き込まれちゃって、指導者として反省した訳です。入試の日までどうやって過ごしていくか?受験生じゃなくてワタシの方ももう一度見直すべきだと思ったのです。

受験直前のパニック

2008-01-29 14:02:56 | Weblog
今日の4時までが中学入試願書の締め切りですが、今の段階で(2時)受験をどうしようかという電話がありました。どうしようかといわれてももう話しつくされていることですし、迷うなら無理に受けない方が(特に第二志望は)いいですよと私はずっとお願いしている。相談という言葉は、耳触りがいいけれど結局は、あの時あなたもしてみればといったじゃないのというような、責任転嫁になることが多いのですね。親がこんな風では、子供はパニックになってしまいます。するかしないか決めるのはあなたです。とにかくしようと決めたことはブレない。失敗したらその時考えればよい。松下幸之助は『こけたら起きなはれ』と言っております。それからねがんばれ受験生なんて駅に貼ってあるけれど、がんばれは英語でYOU CAN DO ITというのですよ。訳せばキミならできる。という意味ですね。自信を持たせてやってください。親が自信喪失させることばかり言っていてはいけません。

受験直前、計画を立てることは時間を有効に使うこと

2008-01-28 11:25:56 | Weblog
変な例で恐縮ですが、悪い金貸しなんかは、どんどん請求する。一日に50本とか電話を入れる。もう債務者は考える能力を失う。そういうやり方もあるんですね。だから借金だらけのことを火の車っていうのですね。受験直前、パニックになっていませんか?ずっとここで述べておりますが、失敗したらなんでもかんでも他の学校を受けたりして、よけい傷口を拡げてしまう。落ち着いて、落ち着いて考えてください。あとは、残った日々を逆算してやるべき勉強を計画表に書き込む。そうしてひとつひとつ片づけていく。終わったら寝る。終わらなかったら、寝ない。くらいの気持ちで、残りの日々の時間を有効にお過ごしください。過去を憂わず、未来を恐れずこの期間は受験勉強に飽きても受験勉強ですよ。

生きていく上で必要な基礎学力。受験勉強と根性。

2008-01-27 13:07:09 | Weblog
私の塾の生徒で、名門高校に入学して、部活の新体操に受験の準備に毎日頑張っている生徒がいましたが、高校二年生の時突然血を吐いて入院しました。一ヶ月後復帰すると部活は筋肉が弱くなっているので、無理。勉強はすっかりわからなくなっていて、以後盛り場をうろつく少女になってしまった子がいました。ところが、クラスの男子に『お前何をやっているんだよ。おれの家は貧乏だから、おれは国立目指して頑張っているんだ。一緒にやろうぜ』というようなことを言われて、彼女は猛然とがんばりだしました。やはり良い学校というのは、こういう素敵な人が集まっていることが多いんですよね。先生や親に言われても目覚めないかもしれないけれどこの一言は効いたみたいです。私に言いました『苦しい時、高校入試で頑張ったあの日のことを思い出した』そう受験勉強って人生で無駄じゃないんですね。その苦しさみたいなものは、人生のいろんな時に顔を出して励ましてくれる。この二人はその後北海道大学に入学して、今は別々の恋人がいるみたいですけれど

推薦の面接、入試の面接、ついでに就職面接も

2008-01-26 20:00:42 | Weblog
以前、ある校長先生がおっしゃっておりました。『なぜ、面接だって言うのに、茶髪でピアスなんかでくるのかな』って、あれじゃ入れたくても入れられないじゃないのと。本当ですね。もうそれだけで、バカ。茶髪をしているから悪いとか、ピアスをしているから悪いという話じゃないんですよ。そんなのそれこそ本人の自由だ
でも面接の時くらい、黒髪にして七三に分けていくくらいの、大人というか、演技力が欲しいよね。こんな席で、茶髪は本人の自由なんていう青臭い議論をする必要もないし、面接の時間はNHKの討論番組じゃないのだからね。相手に合わせて、品格のある青年を演じるのも楽しいくらいの気構えがなくてはね。面接で一番難しい問題を出します。『この学校(三流校)と慶応(一流校)と二つ受かったらどちらに行きますか?』答えはありません。どちらでもビシッと答えればそれが正解です。大人になれば答えのない問題ばかりです。何とかするという言葉を英語にすれば、manageというのですよ。何とかする人がmanagerなんですね。なんとかしなくちやね。

受験の時のトラブル。わざと風邪をひく。体調管理は受験勉強

2008-01-25 13:12:25 | Weblog
信じられないことですが、わざと風邪をひくというケースがあります。あまり薄着でいるなんて言うことは、風邪の原因にはならないのですけれど人はいやだなぁと思うと体が動かなくなるんですね。わざとというか、無意識に風邪をひく。赤ちゃんじゃなくても、病気になるとみんなが優しくしてくれる。それに味をしめるということはありますね。私が入院した時も、ホームレスの人が寝たふりをして出ていかないというのを見ました。それで、子供たちはわざとインフルエンザの姉の部屋に行ったりして試験当日、40度の熱が出たケースがありました。もう姉がインフルエンザだったら、ホテルに退避するとか。本気でやってほしいですよね。仕方ない仕方ないがいちばん仕方ない。体調管理はもつとも大切な受験勉強です。試験当日風邪をひいたから仕方なかった。そうでしょうか?本当に。

志望校変更

2008-01-24 12:02:56 | Weblog
君子は豹変すべきとここに書きましたが、朝令暮改の発想という本も出ましたね。
『前言を躊躇なく覆せる決断力』という副題が付いていました。私が予備校時代、一番バカバカしいと思ったのが、会議でした。難しい顔をして、じゃあ正月特訓しましょうとか思いつきを語っているだけなんですよ。そんなのに給料を払って新幹線代を出して、時間を使ってくだらないなと思いました。さて、志望校変更、あぶないなぁと思ったり、なにかいやだなぁと感じたら志望校は変更しましょう。特に第二志望校というのが一番危険。決断がつかないとお父さんに相談するけれど、お父さんなんて言うものたいていは、『あんな学校昔はレベルが低かった』とか全然頼りにならないからね。よけい混乱する。決断というのは誰かが一人でやるもの。合議制というのは、無責任の温床だと思いまする

受験の時のアクシデント

2008-01-23 11:41:08 | Weblog
以前にね。2月1日が大雪で、電車が動かないと生徒の親から悲鳴のような電話がありました。まぁ塾の先生としても、どうしようもありません。どうしようもないことは、あんまりジタバタしないことです。電車が動かないということは、みんな時間に集まれないことだし、対策は、受験する私立の方で考えますからね。そのほか風邪で発熱したなんて言う場合も、受験する私立中学の方でちゃんと保健室とか用意してくれますからね。ずっとここに書いていますけれど、冷静に対処してください。親があんまりジタバタすると子供が硬直してしまう。まだ12才ですよ。ただ、雪で転んでけがをしたとか。発熱で起き上がれない場合は、当然、自己責任になってしまうけれど、そういう時も、どうするか。受験でも、他の生きていく上で起こるアクシデントの対処の仕方は覚悟をするということですね。これもずっと書いているけれどジタバタして、2次募集、3次募集をしている学校を事前にろくに見もしないで受験させないことです。冷静になって考えれば、2次募集、3次募集をしている学校って人気がないということ。それはどういうことか考えてください。

中学受験、失敗したら他の私立を受けるのを止める勇気を

2008-01-21 10:40:59 | Weblog
何か、都市伝説の類、早い受験番号をとったら有利とかといううわさが跋扈する中学受験であります。あと、ギャグになってしまうけれどカツを食べるといいとか、それで食べて本当に当日、腹を壊した生徒もいましたね。とにかく、冷静に、感情に走らないでくださいね。とくにお母さん。それで連日書いているけれどもし失敗したら偏差値で近いところを選ばないで、ときには、受験を止める勇気を持ってください。シブシブいやいや行ったところなんて、絶対に愛校精神が湧かないんだから、それで涙をのんで公立中学校へいった生徒は、みんな学年で10番以内とかに入っていて、名門高校に入っています。悔し涙は無駄にはなっていませんよ。追伸。あと、ばあちゃんとか神社のお守りとかジャラジャラとカバンにつけさせるのも忘れ物のもとだからね。やめさせて。キーワードは、冷静に、合理的に