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ゆとり教育が始まって公立中学になんかにいったら学力低下で大変なことになると塾と私立中学は今がチャンスとばかり大攻勢を仕掛けた。私立中学は塾と手をつないで、学校説明会を開催した。事実これで一躍進学校になった学校も数多い。なにしろ塾は優秀な生徒にこの学校にしたらとアドバイスをすることができる。この状態が一番激しかったときは、1日2~3校、2か月くらい学校説明会が続いたこともあった。ホテルの宴会場で説明会を開きお車代も半端じゃない時代もあった。しかしどう見ても塾の先生じゃないのも紛れ込み、学校側も経費の割には効果が上がらないとおそらくいうことで、今は学校説明会は半減している。
しかし、ここで知り合った先生たちにはイザというときには大変助けられているから学校説明会は今後もあったほうがいいと思う。
問題は私立中学志願者の激減だ。経済問題もあるので特待生を用意していますと私立はいう。親は例えば慶応に受かったら借金してもお金をそろえるものだ。この辺のところを私立のほうはいわゆる上から目線なのだ。
じゃあ公立の中高一貫校が多数開校したからというかもしれないが、あれは問題ではない
事実、そう成果は上がっていないだろう。
問題は私立にある。何回も入試を行い。午後や夕方からまで入試をする。なんでもいいから受験生を集める姿勢だ。これが一番問題なのだ。こうしてクタクタになった受験生が文字通り滑り込んで入学しても愛校精神が持てないからすぐ退学だ。あるいは今度は特進コースなどを用意する。これについてこれないと塾に駆け込んでくる生徒がいるが、中三で高2くらいのことをさせられている。ちゃんとついていければもちろん特進だろうけれど本人は中二のところもできていない。毎日がわからないし面白くないから苦痛でやはりやめていく。
泥縄なのである。泥棒を捕まえてから縄を編んでいるのである。やはり半年くらい前から
塾と生徒と学校でその学校に進学するかを決めておいて受験勉強を始めるべきなのである